「体調不良」と告げることは仮病には向かないということ

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 仮病のために「体調不良で休みます」と告げることは、あまりおすすめしません。
 あまりにも漠然としすぎておもしろみがないですし、「で、どんな症状なんだい?」と返ってくるに違いないからです。その返答に対し、概ねの場合は「熱があるみたいです」と答えることになっているのですが、だったら最初から「熱が出たので休みます」と告げたほうがいいのです。

 仮病というのはバレないことが大前提となりますから、交渉時間が短ければ短いほどいいのです。「で、どんな症状なんだい?」と余計な会話のステップを差し挟ませるようなことは、大変なリスクを背負うことと同義であると認識しましょう。

 

仮病を疑われないために

 そもそも体調不良とは、報告を受けた側の言葉です。「そうか、お大事に」と言った側が、出欠簿なり出勤表なりに何と書けばいいのか少し思案した末に、「まー体調不良でいいか」と結論を出し、「体調不良のため欠勤」と書き込むのです。

 従って、こちらから「体調不良で休みます」と言うことは、相手のイマジネーションを大きく損ねることに繋がります。「何と書けばいいのか少し思案」している時間は、あなたの体調について思いを巡らせて、自分なりに納得している時間に他なりません。思いやりの心とも言うべきでしょうか。
 「体調不良で休みます」「ああ、体調不良な。お大事に」と言って帳簿に「体調不良」と書き込むことほど事務的なことはなく、この場合、思いやりの時間が消失されるわけですから、その日の昼休みなどに、ふと「で、体調不良って何なんだ。もしかして仮病か」と考える余地をもたらし、良からぬ疑いをかけられてしまう可能性もあるのです。

 仮病は完全犯罪であるべきですから、疑いをかけられるだなんてもっての外です。

 

つまらない「体調不良」

 また、「体調不良」という、説得力があるようなないような中途半端な感じも好ましくありません。
 四文字の漢字で構成されてはいますが、古来から伝わる四字熟語のような風格は全くありませんし、それにも関わらず、「四字熟語っぽくて偉そう」という感じが鼻につきます。
 「体調不良で休みます」と言うことは、何かそれらしいことを言っているようで、実は何も言っていないのと等しい空虚な行為ですから、仮病の際にも全く説得力を発揮しません。

 「体調不良」という言葉は、現在では殆ど仮病の記号と化してしまっているばかりか、陳腐化さえしつつまります。
 「体調不良で休みます」と告げることは、仮病者においては何の感興ももたらしませんし、仮病が露呈するリスクを高めますし、体調不良の内訳を報告する煩雑さを増やすだけです。
 従って、あまりおすすめできないのです。

 

説得力のある仮病のための解決策

 では、どういう症状をでっち上げて会社なり上司なりに報告すればいいのか。
 もちろん、セオリーがあります。

 「仮病の鉄板5種」というものがあって、それは、「熱」「頭痛」「腹痛」「吐き気」「歯痛」です。
 極めて基本的であり、実践も容易でありながら、この5種類を縦横無尽に駆使することができれば、仮病のファンタジスタとの称号を得ることも可能です。
 称号を得られるだけでなく、なんと仕事を休めるのです。一石二鳥とはこのことを指します。

  バレない仮病のためにおすすめする5つの症状と言い訳

 会社、仕事、学校を休む際には、「体調不良」では淡白に過ぎます。
 エキサイティングでアグレッシブな仮病行使によって、確実に堂々と休日を得るためにも、仮病における見識を深めることは極めて重要な事であると私は考えます。