早起きするための厳選3つの方法と、早起きを諦めるための3つの理由

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 私は寝付きが悪い。
 夜10時に布団に入って、朝の4時頃まで黙って布団に入ったまま一睡もできないという地獄のようなことは日常茶飯事である。

 寝起きも相当悪い。
 大抵は出勤時間ギリギリまでだらだら寝ている。

 私はどうやら睡眠をコントロールすることが難しいようなのである。

 睡眠について良く言われることは、早起きをせよ、ということである。耳にタコができるほど良く聞く。
 例えば、朝は5時に起きて、出勤時間までを勉強の時間や読書に充てることにより、普通の人に差をつけることができる。
 早起きして、当日すべき仕事を始業時間前から前倒しで始めてしまう。あるいは、雑務を終わらせてしまう。そうすることにより、ノー残業で退勤することができる。

 まして、朝というのは頭が一番冴えている時間だから、何事も効率的にこなすことができると言う。

 わかる。わかっているのだ。
 だけど、私には無理なのだった。いくら著名な本にそう書かれていても、著名人がそう語っていても、眠れないものは眠れないし、起きれないものは起きれない。
 朝は頭が冴えている?
 んなわけない。ただ眠いだけであり、本を開いてみても入眠してしまう可能性が極めて高い。

 同じ人ような思いを抱えている人はいないだろうか。
 無理して早起きをすること、早起きに憧れることはもうやめよう。
 早起きをしなければ得られないものなんてないのだ。

 

とは言え、早起きするための厳選3つの方法

 もしかしたら、まだ早起きに憧れている向きもあるかもしれない。
 どうしても早起きして勉強や読書をしたいけれど、なかなか起きれなくて本当に困っている、という人もいるだろう。

 そんな人のために、早起きのための厳選3つの方法を一応、掲載しておこう。

 

眠くなるまでは寝ようとしない

 寝るための考え方は大きく二つにわけられる。
 すなわち、「毎日規則正しい時間に布団に入るのが良い」という考え方と、「眠くなったら寝ればいい」という考え方である。

 どちらが正しいということはないのだが、後者の考え方は我々をプレッシャーから解放し、肩の荷を下ろさせる作用がありそうである。

 実践するとすれば、眠りにつきたい2〜3時間前には部屋の照明を落とし、読書などの落ち着いた時間を過ごす。
 すると、やがて体が自然とリラックスして眠たくなってくるのだそうである。
 15分以内に眠れそうだなと思ったら、眠りにつく。
 この方法は、筋金入りの寝付きの悪さを保有する私の成功率で言えば50%程度だろうか。

 つまりは、「いかに眠るか」というよりも「いかに眠くなる環境を作るか」を工夫することで、極めて容易に眠りにつくことができるということである。
 眠くなる環境において自然と眠ることができれば、朝も自然にすっきりと起きることができるというわけだ。

 

ナンダクロッキー目覚まし時計を用いる

 車輪のついた目覚まし時計である。
 このNANDACLOCKY(ナンダクロッキー)は、アラームが鳴ると同時に走り回るのが最大の特徴である。目覚まし時計を捕まえなければアラームを止めることができない。
 加えてこのアラーム、かなり騒々しいので必ず目が覚める。そして、オフにせざるを得ない。

 

 早起きしたいけれど、起きるのが苦手という人は試す価値はあるだろう。
 実際、かつては全然起きられなかったけど、このNANDACLOCKY(ナンダクロッキー)でようやく起きることができたという声も聞く。

 かわいいのでプレゼントにも良さそうである。
 ちなみに、スイッチをオフにすることで、走り回らないモードにすることもできる。普通の目覚まし時計としても使えるのだ。

 

夕方に散歩をする ―睡眠物質メラトニンの生成

 夜に眠くなるのは、体内で生成されるメラトニンというホルモンのおかげである。
 メラトニンは、昼間にセロトニンとして脳内で分泌されていた物質が、夜になって変化したものである。
 メラトニンがしっかりと体内で作られていれば、夜にぐっすりと眠ることができ、朝もしっかりと起きることができるのだ。

 では、どうすればメラトニンをきちんと生成させることができるのか。
 セロトニンをしっかりとメラトニンに変化させるために効果的なのが、夕暮れ時に散歩をすることである。
 そうすることで、体にしっかりと時間の変化を認識させ、もう夜になりつつあるのだと教えることができるのだ。

 脳内のセロトニンが不足することがうつ病の引き金になると言われるが、セロトニン不足=メラトニン不足であるため、気分が落ち込みがちであると眠れないなど、睡眠の質が落ちるというのも納得できる。

 つまりは、しっかりと眠って、朝に気分よく起きるためには、日中のセロトニン分泌が重要なのである。

 セロトニンを増やす方法。絶対に必要な6つの栄養素とは?

 

でも、やっぱり早起きは無理だという人は潔く諦めよう(私のことである)

 私は、20代の頃、休日は昼過ぎまでだらだらと寝ていたことが多くあった。
 30代に入り、転職によって、収入減と引き換えに仕事のストレスも減らしたせいか、休日でもいつもの出勤時間には起きるようになった。

 だけど、それ以上ができないのである。

 仕事の日の朝も、5時や6時にスッキリ起きて余裕たっぷりで出勤することに憧れているのだが、実際は、出勤時間ギリギリの8時半くらいまで寝てしまう。
 早めに目覚ましをかけても、二度寝三度寝を繰り返し、起き上がるのは結局8時半。

 だめなのである。
 だから、もう諦めた。

 寝付きが悪いのもいろいろ改善を試みたが、だめだった。
 諦めた。

 無理なことは無理なのだ。
 向いていないことを努力しても、それは間違った努力というものだ。

 諦めることを後押ししてくれる考え方を簡単に3つ示しておこう。

 

歳を取ると早起きになるんだからええじゃないか

 そのままである。
 無理することなどない。体の調子に従うのが一番である。
 どうしても早起きできないということは、身体がそれを望んでいないのである。

 

「早起きしてるよ」の嘘

 世間的に「早起きは素晴らしい」「早起きは三文の得」と言われるから、早起きは善であり、遅く起きる人は駄目な人という風潮がある。
 しかし、精神科医のダニエル・クリプキが、被験者の身体に行動監視センサーを取り付けて調査したところによると、朝4時に起きていると吹聴している人のうち実際に4時に起きた人は一人もいなかったそうである。

 

早起きは自惚れに過ぎない

 精神科学者ラッセル・フォスターはTED『なぜ人は眠るのか?』において、「早起きは自惚れに過ぎない」と一刀両断している。

 早寝早起きでお金持ちになるなんて、どこにも証拠はありません。社会的地位にも違いはありません。私の経験上、朝型人間と夜型人間の違いと言えば、朝早く起きる人はうぬぼれが強いくらいです。

 早起きは素晴らしいというのはどうやら迷信に過ぎないようだから、無理に早起きなんてする必要ないのだ。

 

まとめ:早起きするための厳選3つの方法と、早起きを諦めるための3つの理由

早起きするための厳選3つの方法

 ・眠くなるまで眠ろうとしないでみる。

 ・走り回る目覚まし時計(ナンダクロッキー)で、否応なく目覚める。

 ・夕方に散歩して、メラトニンを生成させやすくしてみる。

 

早起きを諦めるための3つの理由

 ・早起きできないなら、それを身体が望んでいないと考えよう。

 ・自称早起きは、実際には早起きしていない見栄っ張りである可能性がある。

 ・睡眠のプロ曰く、「早起きは自惚れに過ぎない」。