【転職活動・面接】前の職場の不満・悪口を言わないためのたったひとつの冴えた解決策

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 転職活動・中途採用・再就職試験において必ず聞かれることのうちのひとつに、「前の職場の退職理由」が挙げられます。

 転職の理由については、本音で言えば殆どの人が「不満があるため」ということになるのですが、転職試験の面接で前職の不満・悪口を言うことはご法度です。絶対に。
 世の中に絶対はありませんが、これだけは絶対。

 志望企業によっては面接を話しやすい雰囲気にしてくれるところもあり、面接官もすごくフレンドリーな感じな場合も少なくなく、そうなるとついつい油断してこちらも本音で話してしまいがちなのですが、気を緩めてはいけません。

 「前職の退職理由を教えてください」
 「はい、全く休みがないほどの激務で…」

 本音はそうでしょう。サラリーマンの中には365日休みがない超絶ブラック企業に勤務している人もいるでしょう。
 それでも本音は口が裂けても言えない。

 では、どうすればいいか。
 不満や悪口にならないように、逆を言えばいいのです。
 詳しく解説していきましょう。

 

不満エピソードをポジティブに変換する作戦

 我々も人の子ですから、誰でも不満はあります。
 まして転職を考えるくらいであれば相当な不満が溜まっていることでしょう。

 その不満を吐き出さないというのも不健康な話です。「誰かこのもやもやをわかってくれ」と。
 そんな中にあって転職の面接というのは、ついつい油断しがちな場所でもあります。

 向こうから「前職の退職理由は?」とわざわざ聞いてきてくれているわけですから、そこで「いや実は残業が」「厳しいノルマが」とついつい本音をさらしてしまうというわけです。
 わかります。私も過去に一度やってしまったことがあります。
 だけど、繰り返しになりますが、それはご法度。だめです。

 であれば、不満・悪口とは違う形で吐き出してはいかがでしょうか、というのが本稿の論旨です。

 ・before「休みがなくて激務だった」 → after「仕事のことだけを考えて3年間勤めた」

 ・before「ノルマが厳しい」 → after「高い目標を掲げて営業に打ち込んだ」

 このようにポジティブに言い換えることによって、不満に触れつつもさほど悪い印象にならずに前職のエピソードを伝えることができるのです。

 

嘘をつかなくて済むメリットも付いてくる

 また、頭の中が不満だらけの場合、一から新しいエピソードを作り上げて面接で話すというのはなかなか難しいことと思います。
 職場の人間関係が最悪だったのに、「学ぶことの多い上司と素晴らしい仲間たちと協力し合って」なんてことは言いたくないし、よっぽどの俳優でもない限り面接官もそれがまっさらな嘘であることくらいは見抜きます。

 とすれば、全く新しいポジティブエピソードをでっち上げるのではなく、前職の状況をポジティブに言い換えた方がエピソードも豊富であり、多くの嘘を付く必要もなく、突っ込んだ質問をされてもさほど慌てることはないでしょう。
 前職の人間関係が最悪だったのであれば、「すぐに人に答えを求めるのではなく、自分の頭で考えることを重視して仕事をしました」とでも言い換えられるでしょう。

 

不満・悪口を強引にポジティブに変える9の実例

不満「残業が多く、休日出勤だらけで過労死するところだった」

 ポジティブに変換後「仕事のことだけを考えて3年間勤めました。妥協することなく、できることは力を出し切ってやりきったと自信を持って言えます

 

不満「ノルマが尋常じゃなく厳しかった」

 ポジティブに変換後「高い目標を掲げて日々精進いたしました。目標が達成できなければ改善点を考え抜き、達成後には自分の成長のためにさらに高い目標を掲げました

 

不満「上司がクソ野郎だった」

 ポジティブに変換後「前職の上司は尊敬しています。大変に厳しい人でしたが、学ぶところも多い人でした(反面教師として)。今後私が仕事をしていく上での基本姿勢、礎を築いてくれたという意味で、感謝の言葉しかありません(反面教師として)

 

不満「全然やりたい仕事じゃなかったし、退屈だし、あんな仕事もう飽きた」

 ポジティブに変換後「前職で学んだことは忍耐力です。すぐに結果の出ることと出ないことがある。多くはすぐに結果が出ないと諦めてしまいますが、私は培った忍耐力で少し待ってみることの重要性、一歩引いて観察してみることの有用性について身に付けました

 

不満「会社の将来性が不安である」

 ポジティブに変換後「御社の○○なところに将来性を感じている
 
 

不満「人間関係が滅茶苦茶でうつ病になるところだった」

 ポジティブに変換「すぐに人に答えを求めることは良くないことだと気付いた私は、人に聞く前に自分で調べること、自分の頭で考えることを重視して仕事をする習慣を身に付けました

 

不満「全く評価してくれないし、昇進の見込みがない」

 ポジティブに変換後「平常心には自信があります。どんな状況でも前向きでいること、決して腐らないこと。ネガティブな感情は生産性に影響が出てしまうと学んだからです

 

不満「とにかくやることがたくさんで疲れた」

 ポジティブに変換後「たくさんの経験をさせて頂き、多くのスキルを身に付けることができました。専門職だけに留まることなく、オールラウンドプレイヤーとして臨機応変に活躍できる自信があります

 

不満「給与が低すぎてギリギリの生活だった」

 ポジティブに変換後「コスト感覚は身に付いている自信があります。私生活でも本当に必要なものだけをよく考えて買うようにしていますし、自炊もしています。衝動買いは殆どしないです

  *

 不満自体をないものにするのではなく、ちょっと改変して前向きなエピソードに変えてしまうこと。

 それによって、

 1. 一応不満エピソードに触れることにはなるので、少しのストレス解消にはなる。

 2. 面接の際に話す話題に事欠かない。

 3. この腸煮えくり返りそうな不満をどうやって調理してポジティブエピソードに改変してやろうか、とゲーム感覚で取り組める。

 4. 面接の際に前職の不満を言わないことができる。内定を勝ち取る可能性が高くなる。

 これらメリットがあります。

 転職の面接ではかなり使えるテクニックですので、是非とも活用してみて下さい。