元社員が語る、スーパーマーケット青果の仕事の良いところ・メリット5選!

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 スーパーマーケットを初めとする小売業界は多くの企業がブラック・過酷な労働環境であるとされていますが、良い所はないのでしょうか。
 私が新卒で入社したスーパーマーケット(2年半で退社)においては、なんだかんだで離職率はそれほど高くはありませんでした。
 私は青果担当でした。

 辞めたことに後悔はしていませんが、良い所もあったなと今となっては思い出されます。
 元社員の視点でスーパーマーケット青果(野菜・果物)の仕事 の良い所・メリットについて紹介していこうと思います。

 

清潔感があり安全である

 スーパーマーケットの生鮮三部門(鮮魚・精肉・青果)の中では、青果は圧倒的に清潔です。
 鮮魚は魚臭くなったり寄生虫と対峙することは日常茶飯事、精肉も基本的に生肉を扱うので清潔感が高いとは言い難いです。

 それに比べて青果が扱うのは野菜・果物ですから寄生虫や中毒の心配は全くないと言っていいでしょう。
 納品されたものが腐っていたとか、虫が湧いていたということがあるくらいです。

 また、青果は安全性についても高いです。
 鮮魚は切れ味の良い刺身包丁やでかいマグロを解体するための刃物を扱い、精肉は基本的に機械で肉をスライス・ミンチにします。
 私が勤めていた店でもパートさんが肉のスライサーの掃除中に大怪我をしてしまったことがありました。

 それに比べて青果では、キャベツや白菜をカットすることはありますが家庭でも使う包丁がメインです。
 スイカのカットには大きな包丁を使いますが、それほど危険というわけでもありません。
 最も危ないのはかぼちゃカッターで刃が相当鋭いと言われていましたが、使う頻度もそれほど多くないため、それで怪我をした人は私は見たことがありません。

 

仕事は一日ごとに区切られる、深夜までの残業がない

 スーパーマーケットの仕事は一日ごとに区切りがあります。開店から閉店まで。
 開店したら閉店まで売上金額という数字に追われますが、いずれその一日は終わります。
 そして明日からまた新しい一日が始まるのです(24時間営業の店舗はまた少し違うかもしれませんが)。

 つまり、「半年かけてやるプロジェクトで最後の追い込み1ヶ月は徹夜して死ぬ気でやる」みたいなことは全くありません。

 新店舗のオープンスタッフや競合店対策を課される店舗は往々にして労働時間が長くなる傾向にありますが、深夜とか夜明け頃まで仕事をさせられるという話は少なくとも私の周りでは聞いたことがありません。
 現場での作業がメインですので、持ち帰りの仕事も殆どないと考えていいでしょう。

 一日一日一時間ごとに数字に追われるので気を抜けないところはありますが、理不尽な徹夜作業・持ち帰りの仕事が少ないところは長所としても考えられます。

 

異動が多いので人間関係に関する深刻な悩みが少ない

 スーパーマーケットを初めとする小売業界の特徴として、異動が頻繁であることが挙げられます。
 私は2年半で三度の引っ越しを伴う異動を経験しました。同期には半年ごとに近隣店舗をぐるぐると異動させられている人もいました。

 異動が多いことのメリットとして、人間関係にずっと悩まなくていいということがあります。
 気の合わない上司と仕事をすることになったとしても、いずれ自分かその上司がどこかへ異動することになるからです。

 私は引っ越しを伴う異動の多さに辟易して辞めてしまったのであり、子供ができたり家を建てた瞬間に単身赴任させられるというジンクスも社内であったりしましたが、異動が多いことは人間関係に悩みにくいというメリットでもあることは間違いないでしょう。

 

単純作業の繰り返しである

 スーパーマーケットの仕事は基本的に単純作業の繰り返しです。
 一日の中で言えば「開店品揃え → 在庫片付け → 商品加工 → 品出し → 発注」の繰り返し。
 野菜・果物の売り方、売上の上げ方、利益確保の仕方などのノウハウなども確立されている場合が多いので、それに従って教科書通りに行えば問題ありません。
 未知の価値を創造する新商品開発職やノルマの厳しい営業職などとは反対で、決まったことを決まった方法でやれば一定の成果が上がる仕事であると私は考えます。

 もちろん、殆ど肉体労働に近い仕事であり、長い労働時間、体育会系の雰囲気であったりもするため人を選ぶ仕事ではあると思いますが、基本的には単純で誰でもできる仕事であるとみなして間違いありません。

 「考える力」がありつつ、物事を「すぐやる」人が高い評価をされる傾向にあります。
 
 

季節感があって飽きにくい

 青果部門に配属されて良かったと思うことは、季節ごとに商品や相場、産地が変わるために飽きが来にくい、季節を感じることができることです。
 青果コーナーがスーパーマーケットの入口近くに配置されているのは、お客さんに季節感を感じてもらうためと言われています。
 間違っても入口付近に精肉コーナーがあったり納豆が並べられたりしないのはそういう理由によります。

 一年中無味乾燥な資料を眺めている仕事もそれはそれでいいのでしょうけれど、季節ごとに違った商品が入荷する仕事というのもなかなかやりがいがあります。
 相場も一日ごとに変動しますから、単純作業とは言えども毎日全く同じ仕事をすればいいというものでもありません。飽きない程度に考えて仕事をする余地はあります。
 昨年の反省を踏まえて、今年は新たなことにチャレンジしてみるというのも楽しいものです。

 また、売れると思った商品を大量に発注して、入口付近の目立つところに大々的に陳列し、それが思った通りに売れた時にはなかなか嬉しいものです。

 

まとめ:スーパーマーケット青果の仕事の良いところ・メリット5選

 ・他の生鮮部門に比べて清潔であり、安全である。

 ・仕事の区切りは一日ごと。深夜までの残業なんてない。

 ・移動が多く、人間関係の悩みを回避できる。

 ・基本的に単純作業の繰り返しで、難しいものではない。

 ・季節感のある職場で働くことができ、飽きにくい。