【ズボラ家計簿】月収10万円・一人暮らしで貯金をしている私が教える最強の方法

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 貯金や節約のための最良にして最も効果的な手段は「家計簿をつけること」であると私は考えています。私は貯金が趣味、というか口座の残高が減っていくことに対してなぜか物凄い恐怖を感じてしまう性格であるので、仕送りで生活をしていた学生時代には家計簿を付けて口座の残高のコントロールをしていました。

 面倒だとは思いませんでした。学生時代は時間が有り余るほどあったし買うものもそれほど多くなかったので、家計簿と向き合うだけの余裕があったのです。

 新卒で社会人になった際には時間的・精神的余裕がなくなったこととそれなりの収入があったために、お金の管理は殆どしていませんでした。そのせいか、今の倍以上の収入があったにも関わらず貯金は全くできていませんでした。

 今、私はガツガツとお金を稼ぐことをやめ、週3日だけ労働し、月10万円という限られた資金の中で自由に暮らしていくことを目指しているわけですが、そこで再び家計簿を付け始めているというわけです。

 過去5年間に渡って家計簿を付け続け、月10万円の家計をコントロールしている私流の家計簿の付け方を紹介していきましょう

 

素晴らしき家計簿の3つの効果

1. 一日にいくら使っているか自覚できる

 私を含め、殆どの人は自分が一日にいくら使っているかに対して無自覚です。「一日に1,000円くらい使ってるかな」という人はだいたいその倍の2,000円は使っているものです。私も家計簿を付け始めの頃は「知らないうちにこんなに出費していたのか」と驚き、衝撃を受けたものです。

 家計簿が習慣化され、比較的に金銭感覚が鋭くなっている今でさえ「今日はこんなにお金を使ってしまったのか」と帰ってきてびっくりすることがたまにあります。

 この「こんなに使っていたのか」とびっくりし、驚くことが重要であると私は考えます。使ってしまったものは仕方ない。でも、使った金額を自覚し、次に活かすことならできるのです。出費の自覚は家計管理の第一歩です。

 

2. 週単位・月単位で支出をコントロールできる

 家計簿のメリットは出費が時系列順に数字で表されているので容易に把握できるということに尽きます。ひと目見て今月はいくら使っているのかがわかるというわけです。

 ということは、月の後半に「今月は使いすぎている。後半はもっと節約しなくちゃ」とタイムリーに方針の転換、戦略を練り直すことができるということです。家計簿を付けていない場合、財布がからっぽになってからとか口座の残高がずいぶん減っていることに気づいてから「使いすぎた」と自覚するのに対し、日々家計簿をつけていればすぐさま出費の仕方を修正していけるのです。

 口座の残高がなくなってからでは遅いこともあります。一日一日で家計の異変や変化を気づくことのできるのが家計簿なのです。

 

3. 生活している実感が湧く、貯金が楽しみになる

 私が貯金が好きだからかもしれませんが、家計簿を付けているとはっきりと数字で「今月の出費は○○円だから、△△円の黒字=△△円の貯金ができる」と現れるので、節約をすることに対して達成感があります。しかもそれは偶然に達成された貯金ではなく、自分の努力と計略によってもたらされたものなのです。

 私はかつての社会人時代にそれなりにお金があって不自由なく買い物ができた頃よりも、今のほうが幸せを感じています。それは自分の力で生活をしているという実感が湧いていること、自分の人生を自分でコントロールしていると感じることができているからです。今の私にとっては、無自覚にお金を使って贅沢をしてもあまり楽しくありません。

 

私流!家計簿の目的

とにかく継続することを目指そう

 家計簿を付けるという行為は慣れていないと非常に面倒くさいものです。レシートを貰う習慣がなかった人はまずはその習慣を身に付けることから始めなければなりませんし、たまたまレシートを貰い忘れたり、レシートの出ない買い物をしてしまったり、飲み会などが続いていくら出費したのかわけがわからなくなってしまうこともあります。ええ、私もあります。

 そうなってくると、特に完璧主義の人にとっては家計簿を付けるのが重労働になってしまい、億劫になり、楽しくなくなり、遂にはやめてしまうということになります。家計簿をやめるということは、せっかく踏み出した節約への第一歩を諦めるということに他なりません。

 ですので、家計簿の目的はただ一つ「継続すること」です。継続するというのがなかなか難しいのはわかります。ですが、せめて一ヶ月だけでも家計簿を付けてみてください。何か自分の家計や出費に関して発見や驚くことが見つかるはずです。そうして自分にとって役に立つと思ったら二ヶ月目も家計簿を継続すればいいのです。

 やってみたけれど、家計簿を付けるのは苦痛だし楽しくないし役にも立たなかった、という人は家計簿ではなく別の方法で節約するのがいいのかもしれません。楽しくないことを続けても仕方ありません。自分に合った方法で節約をするのが一番です。

 

ざっくりと支出を把握すること

 継続するために重要なことは「完璧にやりすぎない」ということです。私たちの家計は銀行業務ではないので一円単位の誤差も許さないほどに厳密に家計簿を付ける必要は全くありません。疲れるだけです。月に1,000円とか2,000円程度の誤差は全く気にする必要がありません。2,000円の誤差があったために直ちに家計が崩壊するなんてケースは殆どないでしょう。

 下記で詳しく紹介しますが、私は家計簿は10円単位で付けています。電気代などは明細とにらめっこするのではなく適当な金額を月の初めに計上しておき、おおきな誤差が合った場合のみ後に修正します。自動販売機などでコーヒーを買ったり、レシートの出ない買い物をすることもあるでしょうから、付きの初めに「レシートの出ない買物代」として予め3,000円計上しておきます。

 そう、正確になんて全然やっていません。大きな誤差、特に黒字だと思っていたけど実は赤字だったということだけはないように気をつけながらも適当にやっています。ざっくりとした支出の金額を把握できればそれでいいのです。

 

実践!ズボラ家計簿の付け方9つのコツ

1. ざっくり付けて継続することを目指す

 上述の通り、ここにおける私たちの家計簿の目的は「継続すること」その一点のみです。少しくらい金額が間違っていてもいい。飲み会代を計上し忘れてしまってもかまわない。とにかく継続し「家計簿を付ける習慣を身につける」ことです。家計簿を付けないと気持ちが悪いというレベルにまで達することができれば素晴らしいです。

 家計簿を継続するために私の場合はざっくりとアバウトに記帳するという戦略を採りましたが、人それぞれのやり方があるでしょう。やり方に正解はありません。唯一の正解は「継続すること」。いろいろと工夫しながらまずは一ヶ月でも家計簿と向き合ってみましょう。

 

2. 具体的な金額で目標を立てる

 私は収入がいくらであっても「出費を月10万円以内に収める」という目標を掲げて家計簿を運用しています。せっかく家計管理するなら具体的な金額を掲げたほうがモチベーションに繋がると考えます。

 もちろん、目標の立て方は人それぞれです。私のように「出費を月○○円以内に収める」という目標でもいいでしょうし、「月○◯円貯金できるように出費をコントロールする」という目標でも構いません。「収入が△△円だったから、月に○○円貯金するためには出費を□□円以内に収める」という具合です。

 具体的な数字で収支の目標を立てるだけで自然とやる気が出てくると実感しています。目標は大事です。

 

3. 無理のない目標を掲げる

 とはいえ、いきなりハードルの高い目標を掲げてしまうと、達成できなかった時に強烈な挫折感を味わうことになってしまい、「家計簿なんてもうやめだ」と自暴自棄になってしまう可能性があります。

 人は自分が思っているよりも多くお金を使っているものですから、まずは簡単な目標と掲げましょう。月3,000円や5,000円の貯金でもいいでしょう。金額の大小は関係ありません。それぞれのライフスタイルがあるのです。月に3,000円の貯金だって立派な家計管理です。

 貯金の金額を増やすのは、家計簿と家計管理に慣れてきてからでも遅くはありません。

 

4. 固定支出は毎月同じ金額を計上

 これは私の場合ですが、電気代・ガス代などの光熱費は毎月の明細を見て家計簿に記入するのではなく、月の初めに多めの金額をあらかじめ計上しておくことにしています。電気代は5,000円、ガス代は7,000円というように(我が家の場合、水道代は家賃に含まれている)。

 その理由はただ一つ、無駄を省くためです。

 「家賃」「電気代」「ガス代」「携帯電話料金」「インターネット光回線料金」「その他の雑固定支出」をまとめて「固定支出50,000円」として自動的に毎月計上しておくことによって、あとは毎日の買い物で生じる出費を記入していくだけで済むようになるというわけです。

 私は電気代を節約する気はあまりないので、電気代に関しては「毎月5,000円くらいかかっている」とみなしてあとは考えないようにしています。考えることが多すぎると家計簿を付けることが途端に面倒になってしまうのです。ガス代に関しても同様です。

 季節変動はありますが年間平均を取ればだいたいその程度の金額かそれ以下に収まっていると思います。少なく計上してしまっているなら問題ですが、高く計上している分に関しては気にしません。

 

5. レシートは分類しないで一括計上

 かつては「食費」「生活用品」「個人的な買い物」などと項目を分けて家計簿を付けていたのですが、面倒になったのでやめました。一枚のレシートの中で「食費」「生活用品」「個人的な買い物」が混在していた場合、計算が煩雑になって非常に厄介なのでした。従って今は何の分類もせずに単純にレシートを合算した金額を記入しています。シンプルです。

 もちろん、項目をわけることによって「何にいくら使ったか」ということが明白になるというかけがえのないメリットがもたらされるので、几帳面な人はやってもいいでしょう。

 

6. レシートの出ない買い物は月の初めに大体の金額を計上しておく

 レシートの出ない買い物というのは結構あるものです。代表的なところでは自動販売機でしょう。個人商店などで買い物をした場合もレシートを貰えないことがあります。

 もちろん、最良の方法は割高な自動販売機で飲み物を買わないことなのですが、どうしても喉が渇いたということもあるわけです。自動販売機でいくら使ったかを都度覚えていたり、メモするなどしてあとで家計簿に付けられればいいのでしょうけれど、それはそれで面倒なものです。しかもたった100円程度の買い物をいちいち別途メモするというのも労力に合わない気がする。

 その解決法としては、月の初めに予め「レシートの出ない買い物代」として任意の金額を計上しておくことです。毎日缶コーヒーを買う習慣のある人は150円×30日=4,500円になるでしょう。4,500円と予め家計簿に記入したからといって、4,500円分のコーヒーを飲まなければならないわけではありません。使わなかった分は家計簿に現れない貯金として銀行口座に蓄積されるのです。

 ちなみに私は月3,000円を計上しています。

 

7. 飲み会などで払った金額がわからなくなったら適当に多めに計上

 飲み会で割り勘払いをした場合、レシートが出ないしなんせ酔っ払っているものだからよく覚えていないという事態に陥ることもあります。私は過去に一度、飲み会が多く開催された月に出費の金額がわけがわからなくなってしまい、それから数ヶ月間は家計簿を付けるのが嫌になってしまったということがありました。

 そうならないためには、飲み会の前に予め多めに適当な金額を記入しておくのが良いと思います。一回に付き5,000円とか、二次会もある予定なら8,000円とか。だって酔っ払っているんですもの、忘れてしまうのは仕方ない。であれば、せめて飲み会があっていくらか出費したことだけは忘れないように、前もって家計簿に書いておくというのが有効な手段になり得ると思います。

 

8. 家計簿に嘘をつかないこと

 今月は赤字になりそうだ、という罪悪感から粉飾決算を行ってしまうことには何の意味もありません。誰に見せる家計簿でもありませんし、赤字だからと誰に怒られるわけでもありません。だから、出費した分は全て計上し正直な家計簿を作り上げましょう。

 私も「今月は使いすぎたな。Amazonで買い物しなかったことにして無理やり黒字にしようかな」という誘惑にかられることがたまにあるのですが、意味がないことだと考え直すようにしています。

 使ってしまったものは仕方ない。すべきことは、これからどうするかを考えることなのであり、そのための家計簿なのです。家計簿に嘘を付いてしまうことは本末転倒で無意味な行為であると肝に銘じましょう。

 

9. 家計簿の手段。手書きかエクセルかスマホか

 家計簿をどうやって付けるかは考えどころです。それぞれにメリットとデメリットがあります。私は学生時代にはノートに手書きで付け、後にエクセルでシートを作って記帳し、今は再びノートに手書きスタイルに戻っています。

 
■手書きで家計簿を付けるメリット/デメリット
 メリット:手書きのメリットは何と言っても思い立った時にノートを取り出してすぐに記帳することができる点です。思い立った時にすぐにできることは、家計簿を継続していく上で重要な要素であると考えます。

 デメリット:いちいち電卓を叩いて合計額を算出しなければならないのが面倒。修正が容易でない。

 
■エクセルなどの表計算ソフトで家計簿を付けるメリット/デメリット
 メリット:計算式を入れておけばあとは自動的に計算してくれるのが魅力です。当月の当時点での合計額・一日あたりの平均額も一瞬にして算出されます。グラフを作ってビジュアル化するのもいいでしょう。こだわろうと思えば容易にとことんこだわることができ、自分仕様の家計簿を作ることができるのは魅力的です。

 デメリット:家計簿を付けるためにいちいち表計算ソフトを立ち上げなければならないのがネックです。毎日何らかの形でパソコンを立ち上げることが習慣になっている私ですら、エクセルを立ち上げて家計簿を記帳するのが面倒に感じられることが多かったです。また、表計算ソフトの知識がなければ家計簿専用のシートを一から作成するのは非常に厄介でしょう。

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 また最近ではスマホでレシートを撮影するだけで家計簿を付けることができる「ReceReco」や「Zaim」などのアプリなどもあります。エクセルでシートだけ作って、それを印刷して使うというのも良いでしょう。

 それぞれの継続しやすい家計簿の付け方を見つけましょう。