「働きたくない」理由を突き詰めればやりたい事がわかるぞという話

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 一言に「働きたくない」と言ってもそこには様々な意味が含まれます。例えば下記のような条件の仕事があったらどうでしょう。

 
・日給3万円
・拘束時間1日2時間
・社保・福利厚生完備
・誰でもできる簡単な仕事
・怪しい仕事ではない
・楽しくてやりがいがある
・人間関係の煩わしさがない
・どんなにミスをしても怒られない

 
 こんな夢のような求人があったらどんなに「働きたくない」人でも心を動かされるのではないでしょうか(待遇が良すぎて逆に怪しいという意見はさておき)。とすれば、私を含めた私たちが「働きたくない」と言うのは文字通りの「働きたくない」と言うよりは、「嫌なことをしたくない」というような意味合いで使われているのだとわかります。

 
・生活ギリギリの安月給
・拘束時間1日12時間
・社保・福利厚生なし
・仕事上血の滲むような努力が必要
・ブラックなお仕事
・ただ毎日がつらいだけ
・上司、同僚との人間関係が煩わしい
・理不尽にかなりの頻度で叱責される

 
 このような奴隷のような働き方に対して私たちは「働きたくない」と言っているのであり、「働いたら負け」であると感じているのです。人は誰でも幸福になる権利があるので、奴隷のような働き方は「働いたら負け」と言われても仕方のないことでしょう。

 「働きたくない」について下記でもう少し掘り下げていきましょう。

 

なぜ働きたくないかを掘り下げてみるススメ

 私たちは必ずしも働かなければならないわけではありませんが、少なくとも自立はしなければなりません。無限のお金が手元にあるなら確かに働くのは馬鹿馬鹿しいことですが、全てのお金は有限であり、得るのが難しいものです。とすれば、私たちは生活のためにどんな形にせよいずれお金を得る活動(要するに働くこと)をしなければならないということになります。

 ただ、その「働く」を選ぶ時に「なぜ働きたくないと思っているのか」を突き詰めて考えると消去法で「やりたいこと」が見つかるのではないかというのが本稿における提唱です。

 
 「働きたくない」と思っている人でも一日中何もしないということはないでしょう。一日中ネトゲをしている人もいれば、読書が至福の時間である人もいるでしょう。散歩が趣味の人もいれば、寝るのが趣味である人もいます。

 一日中寝ているだけじゃお金にならない? そうでしょうか。オランダの学生ヴァン=ドイテコム青年は寝るのが趣味で、寝ること以外何もしたくないと思っていたため、自分の寝ている姿をウェブカメラで撮影しウェブサイトで公開、開始から22日で86万円の広告収入を獲得することに成功しています。(参考サイト:これが現代人が学ぶべき男だッ!寝ながら金を稼ぐ天才・ヴァン=ドイテコムが起こした革命!|無限の地平はみな底辺

 
 なぜ働きたくないのかという問いは、なぜネトゲをしていたいのか、なぜ寝ていたいのかという問いと同義です。その問いを深く掘り下げていくことによって無駄な選択肢を排除し、「これしかない」ことを見つけることが容易になり、文字通り「寝ながら稼ぐ」ことも可能になるということ。

 おおよそ「働きたくない」理由は下記の5つに分類されます。ちなみに私も極端に「働きたくない」と思っている側の人間です。私見を交えて解説していきましょう。

 

「働きたくない」5つの理由

1. 指示されるのが嫌だ

 上長の指示というのは理不尽なもので、「Aをやれ」と言っていたにも関わらず1時間後には「なんでAをやっているんだ、今はBをやれ」と全く筋の通っていないことを平然と言ってのけます。

 そういった理不尽な目に遭わなくとも、人に指示されて仕事をするのを極端に嫌う人がいるのも事実です。はい、私のことです。自分に自信がないためか、どうも人に監視されていると思うと生産性が落ちたり、余計なことをやってしまったりしてしまうのでした。

 
 サラリーマンというのは組織で働くことに適応できる人間のことです。能力の高低はどうでも良くて、組織の中で当たり障りなく過ごすことのできる資質だけがサラリーマンをサラリーマンたらしめる唯一の条件です。

 組織と言うのはヒエラルキーと同義ですので、上司からの理不尽な指示や叱責に耐えられない人材というのはサラリーマンに向いていないということになります。間違っていけないのは「サラリーマンに向いていない=人間失格」ではないということ。社会人に向いていないということは、一人で働く才能を備えていると解釈することもできるわけです。

 多くの人は一人で働く才覚がないから仕方なく集団で働いているとも言えるでしょう。そう考えれば一人で働けるということは素晴らしい才能であると私は思います。

 

2. 人間関係が煩わしい

 私は極度に内向的であり、すなわち人と関わることに過剰なストレスを感じてしまうのでした。職場でもあまり人と話したくないし、飲み会なんてできれば参加したくないし、休日は絶対に一人で過ごしたい。

 かつて私はそうした自分の本音を隠して、職場では社交的に明るくふるまい、飲み会にも誘われれば「いいっすね!行きましょう!」と参加し、休日にもたまに職場の人と旅行に出かけ――、とこのように無理をして社会人生活を過ごしていた結果、ストレスでうつ気味になってしまい退職を余儀なくされてしまいました(もちろんそれだけが原因ではないとは思いますが)。周囲はなぜ私が体調を崩したのか想像もつかないと思います。

 そのように人間関係が煩わしいから働きたくないと思っているなら、人と関わらない仕事を志向するという選択肢に絞られてきます。接客業ではなく工場勤務など、人と関わらない仕事は意外とたくさんあります。人と関わる仕事と関わらない仕事の間に優劣がないのは言うまでもありません。

 

3. 家から出たくない

 とにかく家から出るのが面倒であるという人は、無理に家から出る必要はないと私は考えています。インターネット技術によって自宅から一歩も出ずに仕事をし、お金を稼ぐことが誰にでもできるからです。

 冒頭で述べたヴァン=ドイテコムの「寝て稼ぐ」例は極北であるとしても、自宅で仕事を受注できるプラットフォームであるクラウドソーシング、自分のウェブサイトという資産を運営して広告収入を得るアフィリエイトなどは比較的容易に家から出ずに稼げるスタイルであると実感しています。私も家から出ずに働くことを志向する一人です。

 ある程度人脈のある人なら友人や知り合い、かつての同僚などから何らかの仕事を受注してもいいでしょう。卓越した技術を持っていなくても、ある程度信用のできる人に仕事を依頼したいものです。私の知り合いにも仕事の精度や技術はさておき、幅広い人脈と社交性によってウェブ制作の仕事を次々に受注している者がいます。逆に私は人と関わりたくないので自宅でコツコツとアフィリエイトをしています。

 よく考えてみれば、会社への通勤時間ほど無駄なものはありません。自宅で仕事をするということは無駄を排除し、自分のペースで仕事をすることを可能にするということでもあるわけです。

 
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4. 好きなことだけをやっていたい

 もし「好きなことだけをやっていたい」と思っていて、その「好きなこと」がわかっているのであれば幸運です。多くの人は「働きたくない」と思いながらも「じゃあ、何がしたいのか」という問いには答えることができないからです。

 「好きなことを仕事にする」というのは極めて陳腐な言葉でありながら、本質を突いています。ブラック企業、やりがい搾取、老後問題など人生設計に暗い影を落とす現代日本において「会社を飛び出して好きなことを仕事にする」ことは全てを解決することのできる魔法のようなものです。

 
好きなことを仕事にするメリット
・会社に縛られることなく働くことができる
 →ブラック企業問題の解決

・自分のためにやりがいをもって仕事ができる
 →やりがい搾取問題の解決

・好きなことで生涯現役が可能になる
 →老後問題の解決

 
 「好きなことはあるけれど、お金にならない」という悩みもあるかもしれません。だけど、例えば、ただゲームをやっていることがお金になるなんてことを誰が想像したでしょうか。

 もちろん、私は「ゲーム実況者やプロゲーマーを目指すべき」ということを言っているのではありません。「好きをお金に変える」ことはアイデア次第で充分に可能であるということです。容易な道ではないですが、戦略を持ってすればそれほど難しいものでもないと私は思っています。インターネットさえあれば好きなことを武器に全世界と繋がることができるからです。

 その好きなことだけで生活はできなくともある程度の副収入を継続して得ることができるようになれば、「働きたくない」と思いながらやっている仕事を副収入の分だけ減らすことも可能になります。それだけでも人生は少しは豊かになるでしょう。

 
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5. お金を稼ぐのが嫌だ

 あまりいないとは思いますが「働きたくない=お金を稼ぎたくない」という奇特な人も中にはいるかもしれません。ですが、憲法にはなぜか「勤労の義務」が銘記されており、冒頭でも述べた通りお金は有限であるので、何もしないというわけにはいかないのが実情です。

 ですが、本当に「お金を稼ぐのが死ぬほど嫌だ」というのなら、いわゆるホームレスを志向するという手があります。私は残念ながらホームレスになった経験がないので具体的なアドバイスはできないのですが、「このままではホームレスになるかもしれない」と危機感を覚えていた時期はあって、幾つかの本を読んで対策はしておりました。

 積極的にホームレスになるための参考文献を挙げることで本稿を締めくくりたいと思います。

 

▲私たちには山の幸、海の幸と同じように「都市の幸」がある。都市の幸を狩猟採集することによってタダで行きていける。

 

▲無類の野宿好きによるユーモア溢れる野宿指南書。読み終えたら街の至る所が宿泊場所へと変貌する。

 

▲本格的に自給自足を検討するなら必読の書。ネットに載っていない知識の宝庫。

 

▲1年間お金を全く使わずに過ごした青年のルポタージュ。現代への強烈なアンチテーゼ。ものの見方が180度変わるすごい本。