【実例】毎日泥酔していた私がお酒をやめた!2週間経って起きた12の変化

 飲み始めると止まらないのでした。ついつい泥酔するまで飲んでしまう。で、翌朝体調が悪く、頭の回らないまま仕事をこなし、帰ってきたらまた飲む。悪循環。

 趣味は晩酌と言っていいほどに私はアルコールを溺愛し、溺愛するがゆえに毎晩飲みすぎてしまうのでした。記憶も定かではなく、フラフラになりながら床につく。程良く飲むというのがなぜかできない。

 このままではいけない。

 あまりにも体調が悪すぎるので、ウイスキー700ml瓶を2日で空にしていた私は一大決心をしてお酒をやめることにしました。本稿はその実録です。

 

【重要】禁酒の効果は2週間目から発揮される

 毎日欠かさず晩酌をしており、休みの日などは昼3時位から飲み始めることもあった者がいきなり禁酒をするとなると、一番の問題となるのが「時間を持て余してしまう」ということです。酔っ払ってふわふわした時間(=快感)がなくなり、心に穴が空いたような虚しさを覚えてしまう人もいるでしょう。

 私の場合「なんか退屈だな」と最初は少し思いこそすれ、禁酒するための大きな壁とはなりませんでした。退屈な時間はPS4に熱中することで埋め合わせました。と同時に、禁酒をしたことで例えば手が震えたりだとかアルコールを渇望したりだとかという症状も露見されなかったので、アルコール中毒ではなかったようでした。よかった。

 とはいえ、「禁酒をして本当に何らかの効果があるのだろうか」と疑問に思いながら断行していたのは事実です。まだ飲みたい気持ちが少しは湧いていた頃は「もしかしたらお酒を飲んでいた頃のほうが幸福度が高かったのではないだろうか」と懐疑的になったりもしました。

 しかし、禁酒がようやく習慣になってきた2週間目。詳細は下記に示しますが「これはお酒をやめたせいに違いない」という効果が実感できてきたのでした。

 これからアルコールをやめようと思っている人は、少なくとも2週間は続けてみることをおすすめします。お酒の飲めない退屈な時間は趣味に没頭するなり、思い切って早めに寝てしまうなりしてしまうと良いです。

 

お酒をやめて2週間経って起きた12の変化

1. お酒を飲まないことが習慣になった

 最初の1〜3日くらいはお酒が飲めないことで幾許かの空虚感に苛まれていましたが、1週間を経過するとそれが習慣化され、お酒を飲まないのが自然になり、むしろアルコールのことなんて全く考えなくなりました。コンビニに寄ったら必ずと言っていいほど発泡酒を買っていたけれど、それも自然となくなりました。

 お酒をやめるつらさは人それぞれであるようで、例えば「タバコはすんなりやめられたけれど、お酒だけはどうしてもやめられない」という人もいます。私は禁煙も経験していますが、禁煙のほうが大変だった印象です。今回の禁酒は全く自然にすんなりと遂行することができました。

 

2. 朝の目覚めがスッキリ!

 お酒を飲まなくなって一番最初に強く実感したのが「目覚めが大変に良い」ということです。

 飲んでいた頃は殆ど泥酔状態で入眠し、それから約6時間の睡眠を経て起床していたため、身体が重く、意識も朦朧としながら嫌々起きていたという感じだったのですが、飲むのをやめてからは嘘のように目覚めがスッキリとしています。起床時間も1時間程度早くなりました。

 これはアルコールという毒物が体内から解毒され生命活動が正常化されたことに加え、深夜まで「もう一杯飲もう、あと一杯だけ」とズルズルと就寝時間をずれ込ませることがなくなったためと推測されます。私は寝付きが非常に悪く、横になったらすぐに入眠できるくらいまで深酒をしないと気が済まないのでした。

 お酒をやめてからは、酔いながら無自覚なままに睡眠時間を削ることがなくなり、たまに夜更かしをすることはあるものの、基本的には規則正しい生活を志向することができています。

 

3. 仕事に集中できる(頭の回転が速くなった)

 頭の回転が速くなり仕事への集中力が上がったことも実感できています。

 人は朝起きた時が最も集中力が高いと言われますが、私の場合、泥酔して寝ていたので寝起きがすこぶる悪く、朝は全く頭が働いていない状態でした。しかし、お酒を飲まなくなって1週間経った頃、いつもよりもテキパキと仕事を片付けることができている自分に気が付いたのでした。この感覚はとても久し振りで、脳が衰えていなかったことに嬉しくなりました。

 

4. 日中に強烈な眠気に襲われることがなくなった

 朝の集中力が増進されたと同時に、日中にあくびが止まらないほど眠気に襲来されることがなくなりました。もちろん、食後や夜更かしをしてしまった次の日は眠かったりしますが、お酒を飲んでいた頃によくあった何の理由もなくとにかく眠いという現象は撲滅されました。

 晩酌をやめることは仕事の生産性を上げることが強く実感できています。

 

5. 一日中感じていた「だるさ」がなくなった

 上述の集中力や眠気とも関連しますが、お酒を飲んでいたときには終日、何とも言えないだるさに見舞われていました。体がわけもなく重い感じです。それがなくなり一日中比較的シャキッとが維持しています。

 

6. 節約になった

 冒頭でも述べた通り、700mlのウイスキーを2〜3日で空にしていたのでした。安物のウイスキーを飲んだとして1瓶700円。1ヶ月で酒代に7,000円が消えていく計算になります。

 慎まやかに節約をし月10万円で生活することを目指しているのですが、ここ最近の酒量の増加とそれに伴う酒代の逼迫には目を見張るものがあったのは事実です。

 7,000円の節約ができれば家計はかなり余裕ができます。お酒を飲まない代わりにランチや夕ご飯を少し豪華にするとか、本を買うとか、ゲームを買うとかしてもバチは当たらなそうです。

 

7. 無駄な食欲が抑えられ、体重が減った(腹回りの肉が落ちた)

 とにかく一日中お腹が空いていて、一日中何かを食べていなければ気が済まなかったのでした。で、余計に食べれば体重は増加するわけですが、私はそれを寒くなってきた季節と加齢のせいにしていました。元来痩せ型だった私の腹は徐々にメタボ体型になりつつありました。それがお酒のせいだなんて全く考えもしませんでした。

 お酒を飲まなくなって、まず食欲が抑えられていることに気づきました。飲んでいた頃は空腹と共に起きて朝イチでカップラーメンを食べたりしていたものですが、それが全くなくなりました。朝ごはん抜きの元来の私の生活リズムに戻ったことになります。

 夜は夜で基本的につまみはなしで飲んでいたのですが、どうも酔いが回ってくると理性を欠くせいかお腹が空いてきてやはりカップラーメンやら冷蔵庫の残り物を食べ漁ってしまっていたのでしたが、自然とそれもなくなりました。

 結果、63kgあった体重は2週間で58kgにまで自然減。腹回りに付いていた肉も目に見えて減っていきました。「酒をやめると痩せる」と言うのは神話か何かかとかつては思っていましたが、実際に体験することによって本当なのだと実感できたのでした。本稿で紹介している中でも一番の驚きです。

 

8. だらだらと無駄な時間を過ごすことがなくなった

 夜に酒を飲み始めるとそれ以降は思考回路が停滞してしまい、何の生産性もない意味のないことを酒を飲みながらだらだらと続けてしまうのでした(YouTubeをだらだら見続ける、一度見たドラマやアニメをもう一度見る、よくわからないスマホゲームをダウンロードして遊ぶ、など)。それはそれで楽しいことには違いありませんが、私はもっと確固たる意志を持って時間を使いたいと思っていたのでした。

 ゲームをするなら「なんとなく」ではなく、ゲームをするべくして全力でゲームをする。特にやることがないなら、だらだらと時間を過ごすのではなくさっさと寝るか、積んだままで読んでいない本でも読むようにする。

 で、お酒をやめてから実際にそのようにできています。酩酊しながらの時間潰しに勤しむことがなくなったことで、読書量も増え、やるべきことをスキマ時間で迅速に終わらせ、部屋を片付ける余裕ができました。

 

9. 甘いものが恋しくなった

 お酒をやめてから、なぜか代わりにコーラを二度ほど飲みました。コーラなんて飲むのはかなり久しぶりで、人にもらったものがたまたま家にあったのでした。

 調べてみればどうやら、アルコールを摂取した時の「快感」を糖分で代替するための行為だったようです。お酒をやめると甘いものが食べたくなるというのは一般的に見られる傾向であるようです。糖分を好むようになったとは言え、一日中お菓子を食べているなんてことはありません。以前よりもほんの少し甘いものを好むようになったかなと言う程度で、それも最初の1週間くらいの話です。

 上述の通り、体重は順調に減少傾向にあるので、糖分を摂りたくなったことによる弊害は全くなかったとみなして良いでしょう。

 

10. 原因不明の下痢がなくなった

 よくお腹を下していたのですが、それも雲散霧消しました。お腹がゆるくなることもお酒の飲み過ぎによる弊害としてよく挙げられるものですので、お酒をやめたこととの因果関係にあるとみなして良いでしょう。

 

11. 気持ちが滅入ることがなくなった(ポジティブになった)

 うつ病とアルコールには深い関係があることが近年の研究によって明らかになりつつあります。つまりは、飲酒の習慣は気を滅入らせ、うつ症状のリスクを引き上げる可能性が大いにあることがエビデンスレベルで示唆されているということです。

 で、自分でも俄には信じられないのですが、アルコールをやめて1週間くらい経った頃から明らかに気持ちが晴れやかになり、性格もやや外向きになったような気がします。逆に言えば、気が滅入ったりふさぎ込んだりすることが少なくなりました。明らかな変化なので自分でも驚いています。イライラする事も歴然として少なくなりました。

 つまり、禁酒はメンタル面においても大変に良い効果を発揮するのであると実感しています。上述の「体重が減った」同様、お酒とメンタルの関係も単なる神話にすぎないと思い込んでいたので、こんなことならもう少し早めにやめておけば良かったと思っているほどです。

 

12. お酒をやめてよかったと思えた

 まとめると、私にとって習慣になっていた晩酌をやめてみたことは上述の通りメリットしかない結果となりました。ちなみに、会社や友人との飲み会などでは飲みます。あくまでも習慣になっていた晩酌をやめようということです。

 敢えて言えば、デメリットとしては「1.退屈な時間ができたことで幸福度が下がった気がした」「2.寝付きが悪くなった」が挙げられます。ですが、それも長くて最初の1週間程度のことで、お酒を飲まないことが習慣化された2週目以降はメリットのほうが目が向くようになりました。で、現在、3週目に突入していますが気持ちは変わらず、このまま続けていこうと思っています。

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