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ケガをしたと嘘をついて会社を休むことは可能か?

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 架空の怪我を仮病として用い、会社を休むということは一種の冒険です。
 なぜなら、その怪我の度合いによっては、欠勤あるいは欠席するに足りる理由にならない場合があるため、その怪我の程度を過激にせざるを得ないためです。
 ですが、過激にすればするほど後々に面倒なことになり、最悪、仮病がバレることにもなりかねません。その辺のバランスが難しいところです。

 

程度の問題と厄介な事象

 「テーブルの角に小指をぶつけた」という程度では休む理由として承認されにくいですし、「階段を転げ落ちた」という理由でもその怪我の程度にもよりますが、難しいと言えるでしょう。

 もちろん同じ理由でも、「テーブルの角に小指をぶつけて、小指がもぎ取れてしまったので、接合手術を受けるため休みます」は有効ですし、「100段の階段を上から下まで転げ落ちて全身を複雑骨折してしまったので、しばらく入院します」も休むに足る理由とは言えますし、長期に渡る仮病の効果を発揮するでしょうが、おせっかいがお見舞いなんかに来ようものなら大変ですし、のちに出勤したときに、心配や同情されるのも面倒です。興味本位で詳しく聞いてくる者もうざったいというわけです。
 欠勤するほどの怪我ですから、傷があってしかるべきですが、それが残っていないというのも不自然になってしまいます。

 怪我は、風邪などの病気と違って強烈なリアリティがあります。従って、説得力はあるものの、その強烈なリアリティが後に自分の足を引っ張る結果になる可能性が大いにあることを念頭に置きましょう。

 

「車にひかれた」と言って一週間休んだ人

 私の知り合いには、「車にひかれた」と虚偽の報告をして1週間ほど会社を休み、のちに足を包帯でぐるぐる巻きにして平然と出勤した者がいます。
 しかも、それは全くバレていないようで、疑われてさえいないようでした。

 当該人物は、欠勤するために予め周到に計画を立て、「車にひかれた」エピソードを詳細に用意し、しかるべきタイミングでしかるべく電話をかけ、出勤の際に包帯を実際に見せつけることによって有無を言わせぬただならぬ雰囲気を醸し出し、怪我による仮病を達成したのです。
 これは計画性と完成度の勝利ともいうべき例でしょう。

 

まとめ

 怪我による仮病はなかなか難しいです。するとすれば、かなり高度な計画性と辻褄合わせが必要となるでしょうから、実行する際にはイメージトレーニングや、友人や家族などの周囲の人たちとの口裏合わせ、場合によっては予行練習さえ必要となるでしょう。