【保存版】どんな手を使ってでも絶対に仕事を減らす技術5選

 同じ給料を貰うなら、仕事は少ない方がいい。
 給与が上がらないなら、せめて仕事を減らすべきである。
 一生懸命に働いた結果貰う給料は当たり前どころか、むしろ少ないくらいだが、働かないで貰う給料は奇跡である。

 さあ、奇跡を起こしたくないか。

 無理矢理にでも定時に退勤するのである。
 上司にいいようにこき使われる人生は、もう終わりだ。
 過労死とは無縁のサンクチュアリに向かうのだ。

 そのためには仕事を減らす・仕事をしないことが唯一要請される。
 意志を通して「ノー」と断る勇気が必要である。

 そのために必要な技術・考え方を、以下5選にしてまとめた。
 各自、有意義に使われよ。

 

戦略的無能力。やりたくない仕事を絶対にやらない方法

 戦略的無能力とは、できる能力はあるにも関わらずやらないという戦略である。
 従って、方法は簡単である。

 何か仕事を頼まれたら、断固として断ること。ノーを突きつけること。
 「他の仕事があるので無理です」でも「私には適任ではないと思います」でも何でもいいからとにかくやらないこと。

 あるいは、誰がやると決まっていないけれどなんとなく自分がやってしまっていること。やりたくないと思うこと。
 それも、あえてやらないでおいてみる。とにかくやらない。

 たったのこれだけである。
 やらない。従って、仕事が減る。
 極めて単純なことなのだけれど、意外と見落としがちなのである。
 なぜなら、人は真面目さ故に仕事を引き受けてしまうし、誰もやらないことを仕方なく率先してやってしまうからである。

 仕事をやらないことで心配されるのは、評価・評判が下がることをはじめとして、何か悪いことが起こるのではないかということだ。

 しかし、断言しよう。
 あなたがその仕事をやらなくても、何も起こらない。何も。
 きっと誰かが代わりにやるだろう。そして、あなたの仕事は減る。いとをかし。

 どうしても、断ることによって評判が下がることを恐れる人は、天秤にかけるといい。
 やりたくない仕事を引き受けて評判を維持することと、やりたくない仕事をやらないで評判がちょっと下がること。
 自分にとってどちらがいいだろうか、と。

 いずれにしても、「仕事を断る」「仕事をやらない」という選択肢もあるのだということを覚えておいて損はあるまい。

 やりたくない仕事を意地でもやらない方法。戦略的無能力とは?

 

「ノー」と言うための考え方。「相手は軽く聞いてきているだけ」と考えると何事も断りやすい

 我々が相手の言うことを断れない・断りづらいのは、相手の期待に応えなければならないと心の中で思っているからである。

 というのも、我々(特に日本人の文化で)は、相手が「イエス」と答えてくれるだろうことだけを相手に提案する傾向にある。
 提案される側も、そういう文化の中にあってはそれは暗に了解している。
 従って、提案される側としては、きっと相手は「イエス」と言って欲しいに違いないから、なるべく応えなくては、という思いが働いてしまい、なかなか「ノー」と言いづらいのである。

 これを「ノー」と言いやすくする簡単な方法がある。
 考え方を変えることである。
 すなわち、「相手は『イエス』を期待しているのではなく、ただ訊いてきているだけ」と考えるのだ。

 終業直前に上司が「ちょっとこの仕事やってもらえるかい?」とあなたに訊いてきたとする。

 a. 「わかりました」との答えを期待されていると解釈したあなたは、「何でこんな時間に仕事増やすんだよ」と憤りながらも「わかりました」と引き受け、不運にも帰るのが遅くなってしまった。

 b. 上司は「断られてもいいや思いながら、でできるかできないかをただ訊いてみただけ」かもしれないという新しい解釈の仕方を手に入れたあなたは、その仕事はやりたくなかったので「できません」と答えて、就業時間きっかりにに退勤した。

 実際、日本が「イエスを期待する文化」であるのに対し、欧米などは「とりあえず訊いてみる文化」の傾向が強い。
 どちらが正しいというのはなく、考え方の問題だ。

 何かを提案されても、それは「イエス」が強制されているわけではなく、相手はただ訊いてきただけ。
 従って、こちらには引き受ける権利も、断る権利もある。どちらを選ぶも自由。

 そう軽く考えることによって、やりたくないと思うことについてはきちんと「ノー」を選びやすくなるのである。

 「ノー」と言うための考え方。「相手は軽く聞いてきているだけ」と考えると何事も断りやすい

 

アビリーンのパラドックス。きちんと断ることの重要性とは?

 アビリーンはここから100kmも離れており、砂漠を越えたところにある街。
 ある時、誰か一人が「アビリーンでご飯を食べないか」と提案した。「なんでやねん」と思ったが、妻は行きたそうな様子だったので、自分も賛成した。全員が賛成して家族でアビリーンに出掛けた。

 結果、散々だった。アビリーンでのご飯はまずいし、道中も疲れただけ。正直、家でリラックスしていたほうが良かった。

 帰ってきた後に取り繕うように「いい旅でしたね」と言ってみると、皆「とんでもない」と言い出した。
 よく話をきいてみると、そもそもアビリーンに行きたいなんて誰も思っていなかったのだった。他の皆が行きたそうだから賛成して行っただけだと言うのである。
 発案者も、自分は行きたいわけではなかったが、なんとなく皆が退屈そうだったら提案してみただけだったのだ。

 *

 これが「アビリーンのパラドックス」と呼ばれるものである。
 個人としては誰も心の中では賛成していなかったのに、集団の中でなぜか間違った結論を出してしまうことである。

 これは会社という集団にも応用可能。
 そう、つまりは集団の中では、きちんと自分の立場を表明しなければ賛成しているとみなされてしまうということだ。
 目立つことや批判を恐れて黙っていると、会社は従業員の思惑を全く反映しない結論を出してしまいかねない。

 従業員一人ひとりは反対の立場だったのに、それがきちんと表明されなかったがために、会社が間違った判断をしてしまい、従業員がさらなる不満を募らせるといった例は枚挙に暇がないのである。

 アビリーンのパラドックス、集団思考による間違った意思決定を回避するためには、やりたくないことには「ノー」という意思を表明すること、たったこれだけが要請される。

 黙っているほうが奥ゆかしいという考え方もあるだろう。
 会社はきっとわかってくれているという甘い望みもあるだろう。
 目立って矢面に立つのは御免だという人もいるだろう。

 わかります。考え方は人それぞれ。
 だけど、会社が従業員の意向を反映しない間違った判断を下さないためにできる唯一のことは、従業員自身が声を上げることであるということは覚えておこう。
 少しは「ノー」と言う勇気が出るのではないだろうか。

 やりたくない仕事はちゃんと断らないと、賛成しているとみなされる。アビリーンのパラドックスとは?

 

仕事を増やさない考え方。自分の仕事は絶対に自分でコントロールするべし

 日々、仕事に追われる。
 何にフラストレーションが溜まるかというと、あちらこちらから「これを優先しろ」「違うやり方でやれ」などと指示が飛んできて、自分のペースが乱されることである。

 仕事は増える。
 メールはひっきりなしに届いて、優先順位を付けることもままならない。誰もが自分の仕事を優先せよとメールで言ってくるからである。
 口を出してくる上司。わがままな取引先。無能な部下。
 干渉されることが多すぎて、思ったように仕事が進まないのだ。

 こういった悪循環を断ち切るためのたった一つの方策は、「自分の仕事は自分で決める」ことである。
 自分の仕事の裁量は全て自分にある。
 ここまではやるけどそれ以上はやらない、という明確な範囲を規定して、その範囲内で仕事をすると割り切ることである。

 そうすることにより、本当にすべき自分の仕事に集中して取り組むことができるようになるし、余計な仕事を増やさなくて済む。

 ただ、問題なのは、それは勝手な行為であるということである。
 組織の中の人間として、仕事を勝手に自分の判断で選り好みすることは、殆どの場合、許されない行為である。
 上司からの指示を拒否することも出てくるだろう。

 だけど、上記「戦略的無能力」の項でも触れた通り、殆どの場合、拒否しても何も起こらない。影響は全くない。「そういう奴なんだな」で済まされる。
 迷う場合は、「断らないで仕事に追われる」と「評判は気になるけど断って仕事が減る」を天秤にかけて、好きな方を選ぶといい。

 全ての仕事を指示通りにやらなければならないわけではない。
 「ノー」と断る選択肢もあるのだと覚えておこう。

 やりたくない仕事はちゃんと断らないと、賛成しているとみなされる。アビリーンのパラドックスとは?

 

全ての上司は無能だから説教なんて聞く必要はない。さっさと帰ろう

 上司、特に地位が上に行けば行くほど、自惚れが強くなる傾向にあることがわかっている。
 つまりは、「自分が今の地位にいるのは、苦労したおかげだ」というふうに。

 だけど実際には、その「苦労」と「昇進」には因果関係がない場合が殆どなのである。

 違うやり方をすればもっと成功していたかもしれしないし、たまたま景気が良かっただけかもしれない。
 昔と今では成功のための方法が違うにも関わらず、昔のやり方に固執して熱弁しているだけかもしれない。

 そう、「苦労した成功体験≠正しいやり方」なのである。
 ただ単に自惚れているだけ。

 また、能力によって全ての上司が出世したわけではないという考え方もある。いくつか紹介しよう。

ピーターの法則
 全ての上司は能力の限界まで出世する。能力の限界とは、つまり無能である。従って、全ての上司は無能である。

ディルバートの法則
 組織がある人物を出世させるのは、生産性の高い従業員の邪魔にならないようにするためである。

 *

 そう、全ての上司は無能である。
 少なくとも、全ての上司が有能であるために昇進したとは限らないのである。

 そう考えれば、上司の話を必ずしもありがたく聞く必要はないし、仕事も断りやすいのではないだろうか。

 苦労話をする上司や社長は無能。無能な上司にならないためのたった一つの方法

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