5県7都市に住んでわかった「自動車なしの生活」で節約ができる地域の傾向と対策

進学や転勤などによって、これまで5県7都市に住んだことがあります。

・宮城県名取市
・宮城県仙台市
・山形県南陽市
・山形県高畠町
・福島県本宮市
・栃木県宇都宮市
・群馬県高崎市

自動車を手放す動機として一番に挙げられるのは「節約」であると思います。自動車を所有するコスト(デメリット)と便利さ(メリット)を天秤にかけて「多少不便でも節約をしたい」と思った人が自動車を手放す、あるいは、そもそも購入しないということです。

私は今、自動車なしの生活をしていますが、かつては所有していました。で、過去を振り返って「あの場所では自動車を手放すメリットがあったな」とか「あの場所では自動車は必要不可欠だった」と思うことがあります。

本稿では、居住地域を「大都市」「地方都市」「田舎」の3種類に大別し、それぞれの地域において自動車なしの生活で節約ができるかどうかを検証していくものです。

 

1. 大都市

具体的地域:

・東京都内

そもそも自動車が必要ない

東京都内においては土地代が高いので駐車スペースだけでも月額で数万円の料金がかかってしまい、節約を志向するなら自動車を持つことは全く合理的でないことは自明でしょう。一部のお金持ちだけが自動車を所有することを許されます。

しかし逆に考えれば、公共交通機関が網羅されているので自動車を持つ必要がどこにもなく、自然と生活コストを抑えることができます。家賃は高いけれど、賃金も高い。輸送コストが低いので、物価は安い。アルバイトでも充分に生計が立てられます。

「そもそも自動車が必要ない」「家賃は高いけれど賃金も高い」ことにメリットを感じるなら、都内で節約を志向するのもありです。

 

2. 地方都市

(私が住んだことのある)具体的地域:

宮城県名取市
宮城県仙台市
栃木県宇都宮市
群馬県高崎市

クルマ社会だが、なくても生活できる

地方都市は基本的にクルマ社会であり、その証拠に郊外型のショッピングセンターに人が集まり、駅前は比較的閑散としていることが多いです。特に北関東では1世帯あたりの自動車の所有率が非常に高く、私が北関東で自動車を手放そうとした時にも友人や同僚に「不便になるからやめなよ」と諭されました(結局手放しましたが)。

で、実際に自動車なしの生活をしてみると、それほど不便には感じませんでした。地方都市とは言え、徒歩圏内にスーパーやコンビニは存在するし、大きな買い物が必要になったらAmazonで買えばいいこと。その上、家賃は安いし、仕事もそれなりにある。賃金はまあまあ。

物価も安くて暮らしやすい

地方都市で自動車なしの生活をするなら、生活圏内にスーパーマーケットがあることにさえ留意すれば節約生活を継続できると実感しています。上に挙げた私が実際に住んだことのある4都市(名取市、仙台市、宇都宮市、高崎市)は家賃だけでなく物価も安く、全般的に低コストな生活を実現しやすいので、それに似た都市を見つけることができれば自動車なしの生活でもそれなりに快適に暮らせると思います。

 

3. 田舎

(私が住んだことのある)具体的地域:

山形県南陽市
山形県高畠町
福島県本宮市

意外と生活コストがかかる

どんな田舎に住んでいても自動車なしの生活をしている人は一定数いるものです。ここで挙げた3つの地域(南陽市、高畠町、本宮市)でもクルマなしの生活をすることは可能です。しかし、最寄りのスーパーまで自転車で30分かかるなど、生活が極めて不便になることは覚悟しておくべきです。

その上、生活コストは意外と高くかかります。家賃も格安であるわけでもなく、物価は高く、盲点としてはプロパンガス代がやたらと高くて(毎日シャワーを浴びるだけで1ヶ月1万円かかる)生活費を逼迫します。仕事も少なく、賃金も安い。閉鎖的な地域であればご近所問題などに悩まされることもあるでしょう。

節約生活にはおすすめできない

田舎暮らしに憧れる向きもあるでしょうけれど、私の経験上、田舎は自動車がなければとても不便である上に、生活コストも都市部よりもかかります。都内のほうがむしろ生活コストがかからないのではないかと思えるほどです。田舎で節約生活を志向するにはあまりおすすめできないと言わざるを得ません。

  *

というわけで、あくまで私見ですが、クルマなしで節約をしながらのんびりと暮らすには大都市から少し離れた地方都市が最適であると実感しています。私は現在あらゆるコストを削減して月10万円以下で生活するようにしていますが、これは地方都市でなければ実現不可能であったと思っています。

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