【グンマー】住みやすい街。高崎市に引っ越してきて7年間住んだ感想

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 福島県で育った私はこれまでに進学や転勤によって、その近隣の5県7都市に住んだことがあります。その中でも今住んでいる群馬県高崎市は私にとって最も住みやすい都市のうちのひとつです。

 高崎市に住んでいて良かったと思えるし、特別な事情のない限りここを動こうとは思いません。私にとって素晴らしい場所です。

 『お前はまだグンマを知らない』によって今、最も熱い視線を集める群馬県です。実際に高崎市に7年間住んでみての私の感想をご紹介しましょう。高崎市は県庁所在地ではありませんが、経済規模では圧倒的に群馬県内最大の都市です。

 

物価が安い ―コスパ良し

 群馬県は首都圏に位置しながら物価の低い県として知られています。理由としては、小麦の産地であることと、物流の要所であることが挙げられます。

 個人的には食費を抑えることができることをメリットとして強く感じます。近所のスーパーマーケットではうどん・そばが1玉29円で売られており、少し離れたところにある大型スーパーでは19円で販売されています。特売価格ではありません。常に19円です。

 高崎市ではパスタ屋さんが多く見られます。そのパスタ屋、どの店も常に大盛りです。高崎では普通盛りが大盛りなのです。毎年一度秋頃に、一番美味しいパスタ屋さんを一般投票で決める「キングオブパスタ」というイベントも盛大に開かれています。

 食べ物に関するコスパは非常に高いと感じています。

 

賃貸価格 ―地方都市は意外な穴場

 高くはないと感じています。現在の住んでいる物件は、駅まで徒歩25分、最寄りのスーパーまで徒歩5分、コンビニまで徒歩3分で家賃は27,000円(水道費、共益費込)です。1Kです。築30年くらい経ってはいますが、鉄筋造りで、破損などはなく、暑すぎず寒すぎず、害虫なんて全然出ないので大変に気に入っています。

 私がかつて住んでいた山形県の物件では社宅だったため家賃は2万円という破格だったものの、最寄りのコンビニとスーパーマーケットまで徒歩30分で周りは見事に田んぼだけというものがありました。山形ではもう一箇所に住んでいたことがありますが、そこはコンビニが目の前であったものの家賃は45,000円でした。

 そう考えると、群馬の住宅事情は決して悪くないと思うのです。経験上、田舎に住むよりも群馬などの地方都市に住んだほうが生活費は圧倒的に抑えられると実感しています。

 

仕事・賃金 ―工場・飲食店に需要あり

 高崎市には東京と新潟を結ぶ国道17号が通っており、長野県へのアクセスの中継地点でもあります。国道17号沿いには大手企業の工場がずらりと並んでおりますし、市街地には飲食店が多く出店していることからも、求人数が少ないということは決してありません。経済活動は活発な方であると感じています。

 賃金はさすがに都内レベルの高水準とは行きませんが、田舎レベルの低賃金でもありません。むしろ、田舎などは賃金が安いにも関わらず求人数が少なく物価が高い。反面、高崎市は賃金は平均レベルだとしても物価が安いので一人暮らしをするにあたっても全く困ったことはありません。

 私は現在、月10万円で生活していますがそれはこの場所であったから実現できたことであると思っています。少なくとも、山形や都内では難しいでしょう。

 

気候 ―冬の風、夏の落雷

 冬は午後になると「からっ風」と呼ばれる強風が吹き荒びます。従って、日中に気温がマイナスということはありませんが、体感温度は低めです。ちなみに1月の平均気温は最高気温8.8℃、最低気温-0.8℃です。都内よりも少し低いくらいでしょうか。高崎では雪はほとんど積もりません。

 夏には激しい落雷が連日起こります。学生時代、私はこの落雷によってパソコンがショートし二度と起動しなくなりました。なので、雷サージのコンセントは必須アイテムです。ゲリラ豪雨も激しいです。

 夏の気温は40℃を超えることも珍しくなく、盆地のためにかなり蒸し暑いです。夏の気温の話題といえば、埼玉県熊谷市、群馬県館林市が最高気温更新のニュースになることが多いのですが、次点では前橋市や高崎市あたりです。熊谷市よりも最高気温が1℃低いくらいと考えて間違いないです。朝作った料理が、夜帰ってきたら一網打尽に腐っているレベルです。

 特筆すべき点はそれくらいです。私としては特に問題なく過ごしています。

 

災害・防災 ―鉄壁の防御

 群馬県は災害の少ない県として有名です。地震・水害・台風など、鉄壁に防御されている奇跡の県です。

 特に台風はなぜか群馬県を避けて通過していきます。周辺の県に大雨洪水警報が発令されているのに、群馬県だけ何も発令されていないという奇跡の光景をしばしば目撃します。

 気候は荒いところがあるけれど、結果として災害は少ないという不思議な場所です。

 

素晴らしき市役所、美しき街並み

 市の象徴である高崎市役所は非常に清潔感があり綺麗です。私はこれまでに5県7都市に住んだことがあるのですが、高崎市役所の雰囲気は圧倒的です。暗いジメジメとした雰囲気とは無縁です。清潔感、明るさ、存在感。どれを取っても素晴らしい。行きたくなる市役所です。

 また、街全体としても治安が良く、清潔感があると感じます。私は同じ北関東の宇都宮市にも住んでいたことがあるのですが、清潔感・治安という面において圧倒的に高崎に軍配が上がると考えています。

 

成長が期待される都市・高崎市

 高崎駅周辺では大規模再開発が行われており、2017年から続々と施設がオープンし始めます。

・国際大会の開催規格を有する「高崎アリーナ」

・高崎駅西口における北関東最大級の都市型商業施設「高崎オーパ」

・東口には2000人収容の音楽ホール・商業施設・オフィスを兼ね備える「高崎パブリックセンター」

・高崎駅東口から徒歩圏内に位置するさいたまスーパーアリーナを超える規模を誇る「コンベンション施設」

・およびそれに伴う高崎駅及び周辺道路・設備の再開発

 高崎は今、ものすごい勢いで再開発が進み、急成長・活性化を遂げようとしています。街全体が力を上げて高崎を盛り上げようとしているのを住んでいる私は肌で感じています。

 

クルマは必要? なくても大丈夫

 群馬県は自動車の保有台数が全国一位で、2015年の調査によれば人口100人あたり68台という結果が出ています。一家で3台もの駐車スペースを有している家を見かけることも珍しくありません。

 ただ、私は高崎市に引っ越してきてからクルマを手放しました。移動手段は徒歩か自転車ですがそれでも生活に全く支障はありません。周りの人には「クルマがないと不便だよ。やめなよ」なんて言われましたが、実際に手放してみるとそれほど不便でもなかったのでした。

 郊外型ショッピング施設が活況であることからクルマ社会の傾向が強いことは疑いもなく、アパートの駐車場代もさほど高くはなく、ガソリン価格も低めであるのでクルマを所有するに越したことはないですが、クルマなしでも生活することは充分に可能であると私は考えています。

 

都内までのアクセス ―最短で1時間

 高崎市の利点は地方都市であるにも関わらず都内へのアクセスが容易である点です。高崎線で約2時間程度、新幹線で約1時間です。

 これを近いと見るか遠いと見るかは人それぞれでしょうが、東北地方に長らく住んでいた私にとっては近くて便利であると思えるのでした。頻繁に都内に出かけているわけではありませんが、行きたい時に行けるという便利さは心理的に開放感があります。

 

まとめ:再び戻ってきた高崎市に

 総評として、私にとっては高崎市は大変に暮らしやすい都市であると言えます。

 ポイントは街の清潔感と物価の安さです。これからの街の再開発と経済成長も大きく期待できます。高崎市の人口は地方都市としては高い水準で増え続けています。転勤などで一度住んだ後に、魅力が忘れられずに再び戻ってくるという人も多いと聞きます。

 実は私もそうで、他県から引っ越してきて4年間の学生時代を過ごした街なのでした。就職のために高崎からは一度転出したのですが、就職と退職を繰り返す中で自分の意志で再び高崎に戻ってきたのでした。