職業訓練期間中の就職活動ってどうすればいいの?

 職業訓練の目的はただひとつ。修了後の再就職です。

 職業訓練校を修了することによって、ビジネススキルや資格を取得でき、そして何より、再就職への自信を培うことができます。
 訓練校側でも、再就職のために必要なスキルを身に付けさせるために、全力で支援してくれます。

 職業訓練校に通いながらの就職活動は一体どのように行うのが良いのか。私の実体験から下記に紹介していきます。
 

訓練中のアルバイト、働きながらの受講は原則できない

 職業訓練期間中は、原則、仕事をして金銭を得ることはご法度です。「禁止」とまでは行きませんが、仕事をして収入を得た場合、ハローワークに報告する義務があります。
 月に一度、失業手当の申請書を書くことになるのですが、その際にきちんと記入しなければなりません。収入を得た日の失業手当は給付が見送りになります。
 訓練期間中、きちんと訓練に集中してもらうための措置とも言えます。

 従って、職業訓練校に通いながら新しい就職先で働くことはできません。万が一、訓練期間中に就職先から内定をもらった場合、退校となります。

 内定をもらうことは喜ばしいことですが、訓練校と両立はできないということです。

 

就職活動は後半に解禁

 職業訓練期間中に就職活動をすることも、原則、認められていません。もちろん、就活をいつするかというのは個人の自由ですから、職業訓練が始まったと同時に就活するのも、構わないことは構いません。
 但し、「就職活動による欠席」は訓練が始まった段階では認められていません。欠席するのは自由ですが、その日は失業手当の給付対象外となります。

 欠席の「やむを得ない事情」の中に「就職活動」が該当するようになるのは、訓練終了の一ヶ月前からです。その時期からは、「就活のための欠席・遅刻・早退」が認められるようになりますから、この辺りで就職活動を始めるのがベターです。
 殆どの訓練生も、訓練前半は授業に集中し、就活解禁と共に再就職へと動き出します。

 訓練期間の中盤頃までは、気持ちを落ち着けて訓練に集中するのが良いと考えます。

様々な就職活動の仕方

 職業訓練校では、就職先の斡旋や紹介を一切行っていません。皆、自力で求人を探すところから始め、自分で応募し、自分の力で就職試験へと挑みます。
 訓練校を修了したら自動的にどこかへ就職できる、なんてことはありません。
 これは勘違いされやすいことなので覚えておきましょう。

 修了一ヶ月前から就活が解禁されると前述しましたが、その中には「ハローワークで求人を探す」というのも含まれます。ハローワークへ行くため早退、というのも認められるということです。

 ハローワークにて就職先を探すのが一般的ではありますが、縛りはありません。つまり、公共職業訓練を受けたからといって、ハローワークだけで職探しをしなければならないことはありません。自分に合った職業・就職先を自由に選んで構わないのです。

 訓練校には、求人のフリーペーパーなども置いてあります。訓練修了間際になるに従って、休憩時間にはそういった求人誌を広げて、職探しをする姿が散見されるようになります。

 また、ネットでの求人探しは王道と言えます。多くの訓練生が求人サイトに登録して、転職活動をしている姿も見られました。リクナビNEXTが一番人気のようでした。

 インターネットにおける転職サイトを活用するメリットは、高度なマッチングシステムによって自分に合った求人を推薦してくれたり、就職に向けての自分の強み診断をしてくれたりと、就職支援が大変に充実していることです。求人の絶対量も多く、更新も速いです。
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 転職サイトであればスマホなどでアクセスしさえすれば、いつでもどこでも最新の求人をチェックできるという大きなメリットがあります。利用時間が限られるハローワークではそうはいきません。
 全て無料で利用できるので、大いに活用できれば儲けもの、お試しで登録してみるだけでも損をすることは決してありません。

 訓練修了後の私の就職先は、結果的には転職サイトによるものではないのですが、就職活動が解禁になるずっと前からリクナビNEXTにだけは早々と登録しておき、寝る前や空いた時間に求人をチェックしていました。

 

職業訓練修了後

 おおよその場合、訓練修了と共に失業手当も打ち切られることとなると思います。

 訓練期間中に就職活動を始め、内定を勝ち取り、訓練修了と同時に雇用されるという人もいますが、私の印象では、訓練が修了してから本格的に就職に向けて動き出す人が大半でした。

 ちなみに、私のクラスでは20名中2人が職業訓練中に内定をもらい、修了と同時に就業しました。
 私はというと、知人の会社で働かせてもらえることになったので、修了後に引っ越し、一ヶ月後に就業。
 その他の17名は、職業訓練が終わってから本格的に就職活動を始めたようです。

 蓄えも少なく、失業手当が打ち切られ収入がない中で就職活動をしなければならない場合はかなりのプレッシャーになりますが、反面、訓練校に通いながらの就職活動はかなり慌ただしいことになります。
 それぞれのプランの中できちんと計画的に就職活動と向き合えるようにしましょう。

 
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