休みというものはせめて2連休は欲しいものです。たった1日だけの休みでは休んだ気なんて全然しません。
会社側は「休みは休みだろ、休み明けからバリバリ働け!」と脅迫してくるでしょうが、たった1日の雀の涙ほどの休日では、働く気さえしないし、勉強する気にもならない。もっとリフレッシュしたい。こっちは疲れてるんだ。
というわけで、仮病で2日間休んで、休み明けから程々に頑張りましょう、というのが本稿の要旨です。
1日目の休み
2日間休むと言っても、いきなり「今日と明日、具合が悪いので休ませてください」と電話をかけるのは大胆不敵に過ぎます。
はやる気持ちを抑え、まずは「今日は具合が悪いので」と、直近の予約だけをとっておきましょう。
電話をかけるのは前日の夜でも構いません。そのほうが会社に迷惑がかからず、後で恨まれるリスクも軽減できるかもしれません。この辺の裁量は各仮病者にお任せします。
初日の仮病を勝ち取ったあなたがするべきことは、もう何もありません。思いっきり人生を楽しみましょう。
間違っても「明日も休みたいなぁ、どうしようかな」なんて思い悩む必要はありません。明日も休むのです。
まずは連休の初日を何も考えずに過ごすことが肝要です。悩んだり、不安に思ったり、仕事のことを考えたりして休日を過ごすことほど馬鹿げたことはありません。何のための休日かわからないばかりか、仮病に対しても失礼です。
せっかく仮病から休みを授かったのですから、その期待に応えるためにも、全力で休みましょう。
2日目の休み
休みの初日が終わりつつある頃、あなたは食事の傍ら、あるいはテレビゲームの片手間に悠々と携帯電話を手に取り、電話をかけます。
「すいません、まだ熱が下がらないんです。明日もお休みを頂きたいです。すいません」
そして、再びテレビでも眺めながらゴロゴロします。自由って素晴らしい。人生は輝いてる。
たったこれだけです。
大事なポイントは、恐れないことです。連休なんてとったらどう思われるかとか、怒られやしないかとか、仕事の進捗とか、そんなくだらないことは考えずに、堂々と休みを取得すること。
2日間休む運命なんだ、くらいの気持ちでいること。
そうすることにより、心身ともにリラックスして連休を過ごすことができますし、電話をかける際の緊張・罪悪感も軽減されます。
2日目の休みは、次の日には出勤しなければならないということで、初日ほどリラックスして過ごすことは難しいかもしれませんが、それでも何もやるべきことはありません。
あなたは自由を勝ち取ったのです。いわば、勝者です。堂々とゆっくり過ごしましょう。
3日目の休み…?
2日も休むと、正直、もう出勤・登校なんてしたくありません。億劫で仕方ない。この休みが永遠に続けばいいのに。
であれば、同様にして電話をかけ、休んでも構いません。その辺の事情についても、完全に個人の判断に委ねられています。
要は、疲労と休暇のバランスです。
「まだ疲れが取れないな」と思えば休めばいいし、「もうそろそろ行こうかな」と思ったら行けばいい。
万が一、いつまで経っても「もうそろそろ行こうかな」と思えないのであれば、そんな会社・組織には行く価値がないのかもしれないと推測されます。
辞めちまえ、とは言いませんが、考慮すべき重大事であることには違いありません。
まとめ
・疲れて休みたいのであれば、恐れることなく仮病で連休を取得し、リフレッシュしよう。
・ためらうことなく、堂々と電話をかけよう。
・思いっきり休もう。
我々には楽しく生きる権利があります。
自分勝手でも構わない。
もうダメかもと思ったら、休むこと。もうダメかもと思っていなくても、とりあえず休むこと。
休みのない人生なんてつまらないと思うのです。
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