職業訓練が修了して一週間くらいは、気分が落ち込みがちになってしまう人もいると、訓練校の先生が言っていたのを覚えています。
数ヶ月間共に過ごした訓練校を後にし、それぞれ歩んでいかなくてはならない。
共に過ごした仲間の喪失と、就職への焦りから気分はブルーになってしまうとのことです。
訓練終了後の目標はただひとつ、再就職です。一人で立ち向かっていかなくてはなりません。
私の通っていた職業訓練校の訓練生について、終了間際から修了後どのように過ごして就職まで辿り着いたか、簡単にではありますが。わかる範囲で挙げていこうと思います。
一人で立ち向かわなくてはならないとは言え、一人ではありません。参考にしてくださいませ。
ちなみに私の例
私は、訓練終了後に友人の会社に入れさせてもらいました。たまたま人手が足りていなくて、声をかけてくれたようです。
試験も面接もなくすんなりと入社できたのは本当に運が良かったです。面接とか大変に苦手なので。
ただ、人によっては、迷惑を掛けたくないから友人の紹介では入社したくないという場合もあると思います。
私のは本当に稀でラッキーなケースです。あまり参考にならなくて申し訳ない。
本題は以下。
今、職業訓練の修了間際で、ひとりで焦っている人がいれば、「焦っているのはひとりだけじゃないから大丈夫だよ」ということを伝えたいです。
私は、結果的には偶然にも就職できてしまいましたが、何のあてもなかった当時は修了が近づくにつれ、物凄い逼迫感にとらわれており、これからの人生どうしよう状態でした。
訓練期間中に内定をもらったA氏（38歳）
職業訓練中に就職活動をすることはもちろん認められています。ただ、実際に訓練校に通いながら就職活動もするとなると、スケジュールが過密になり、なかなか大変です。
私のクラスでは20名中2人だけが訓練期間中に内定をもらい、訓練修了と共に働き始めました。その2名だけが訓練期間中に真剣に就職活動に取り組んだということでしょう。他の殆どの人たち（私も含めて）は、訓練修了後に就職活動を始めると言っていました。
A氏は真面目で、訓練修了1ヶ月前からハローワークで求人をチェックし、応募し、見事に修了2週間前に内定をもらいました。極めてスムーズに事が運んだ好例です。優秀。
職業訓練の修了と共に、殆どの場合、失業手当も打ち切りとなるでしょう。
収入のない中での就職活動は重圧となりかねません。確かに、職業訓練を受けながらの就活は慌ただしいでしょうけれど、うまく内定をもらえれば、継続して収入を得られる安心も獲得できます。
行政書士の資格取得を目指していたB氏（35歳）
B氏は、行政書士の資格を取るために職業訓練が始まった時から既に勉強していました。訓練修了後2ヶ月ほどで試験があるようで、修了間際には追い込みをかけていました。
果たして、試験には落ちてしまい、就活の末、一般企業に就職しました。
職業訓練中は、時間がたくさんあります。訓練は9時から16時まで。土日祝祭日は休校。訓練中はおおよその場合、失業手当が支給されているはずですから、ある程度の収入もある。
つまり、B氏のように、資格を取るために邁進したり、興味のある分野の勉強をしたりするにはうってつけの期間です。
もちろん、仕事をしなくて良い期間でもあるので、自分を見つめ直したり、ゆっくりと休むのもいいでしょう。
社会人になってしまうと、なかなかこういったゆったりとした時間はありません。職業訓練中は、様々な可能性を秘めた期間でもあるのです。
修了後に就職活動を始めたC氏他多数（24歳〜45歳）
殆どの人がこのケースに当てはまると思います。私の通っていた訓練校でも大多数でした。
訓練中は求人誌や求人サイトなどで情報を集めておくものの、実際に応募はせずに、訓練修了後に本格的に就職活動に取り組みます。
前述の通り、訓練修了と共に失業手当も支給終了となり収入のあてがありませんから、金銭的に余裕のない場合、速やかに就職先を決めなければなりません。プレッシャーとの戦い。
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職業訓練はハローワークが斡旋するものであるものの、就職活動については何を利用しても構いません。もちろん、ハローワークで求人を探しても構いません。
聞くところによると、殆どの人が修了1ヶ月以内に内定をもらうことができ、働き始めたようです。
求人情報は、ハローワーク、求人誌やフリーペーパー、リクナビNEXTに代表される求人サイト、変わったところでは
工場求人ナビというサイトで応募し、内定を受けた人もいました。
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