誰でもネットで稼げる時代。ニート・ひきこもりが「社会のせい」にできない残酷な世界になってしまった

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 いわゆるニートやひきこもりが仕事をしない・仕事ができない理由としてあるのが「社会が恐い」という強烈な挫折感です。例えば、学生の時にいじめに遭ってしまいそれ以来家から出られなくなってしまったこと、就職活動で内定をもらえなかったこと、就職したけれど合わなくてすぐに退社してしまいそれ以来ずるずるとニート生活を続けてしまっていること。

 私はニートやひきこもりを否定するつもりは全くありません。なぜなら私自身が強烈な挫折を味わい逃げるように会社を去って以降2年間、貯金を潰しながらの一人暮らしニート生活を送っていたことがあるためです。その2年間はとにかくお金を使わずに生活することを心がけていたので、殆ど家から出ることなくゲームばかりしていました。

 極度の内向型であり、社会不適合者です。なぜ皆ができることが自分にはできないのだろうと本気で悩み、命を落としかけたのでした。

 
 従って、「社会が恐い。だから働けなくても仕方ないじゃないか」という気持ちは良くわかります。しかしながらその言い訳(あえて「言い訳」と言わせてもらう)は時代の変化と共に通用しなくなってきているのではないかと思うのです。

 精神論や根性論ではありません。インターネットによって自宅にいながらにして誰でもお金を稼げる時代になっているという話です。無理に外に出たり社会と関わる必要はもはやなくなった。ニートやひきこもりをやめる必要がなくなったというある意味で残酷な事実です。

 

インターネットで誰でもお金を稼げる時代

クラウドソーシング

 例えばランサーズに代表されるクラウドソーシングというサービスがあります。クラウドソーシングとはインターネットを通じて仕事の受発注を簡単に行うことのできるシステムで、インターネットとパソコン(スマホでも可)さえあれば誰でも収入を得ることができます。

 私はニート時代に本気を出してクラウドソーシングに取り組んだらどれくらい稼げるのかをやってみたことがあります。1ヶ月間毎日、課された記事作成を自宅にひきこもって朝から晩まで行い、結果、75,000円の収入を得ることができました。

 正直、朝から晩まで毎日仕事をして75,000円は非常に割が悪いです。換算してみた結果、時給300円です。だけど、問題は収入の多寡や生産性ではありません。ずっと自分の部屋にいながらにしてお金を稼ぐことが実際にできるという圧倒的な事実がここにあります。

 
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アフィリエイト

 クラウドソーシングにおける記事作成というのは、要するにアフィリエイターの下請けのようなものです。だから時給にすれば300円程度と単価が非常に安い。であれば、自分でアフィリエイトに取り組めば時給300円以上の収益を得ることができる可能性があるということです。

 アフィリエイトにおいて重要なことは「よく調べ、正しい努力をする」ということに尽きます。アフィリエイトで稼ぐためのノウハウは検索すれば山のように出てきます。正確な情報が無料で転がっているということです。

 もちろん、これから運営していくサイトやブログも無料のものを使えば始めるにあたっての元手はゼロ円。そう、インターネットで稼ぐことは全くお金をかけないで始めることができるという奇跡のビジネスなのです。実は弊サイト「仮病ドットコム」も私がニート時代に遊びで立ち上げてみたブログが元になっています。

 
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内向的な人はアフィリエイトやブロガーが適職である10の理由

 

ゲーム実況 ―YouTuber

 あなたがゲーム好きならゲーム実況という手もあります。いわゆるYouTuberの一種ですが、クラウドソーシングやアフィリエイトよりも稼ぐための敷居は高いように感じます。しかし、やらないで諦めるのは損というもの。やってみて無理ゲーだったら諦めればいいのです。 顔出しする必要も自分の声を入れる必要もありません(ゆっくり実況というジャンルがあるように)。TouTuberを始めたからといって誰に迷惑をかけるわけでもないのです。

 

ハンドメイド品を売る

 ヤフオク、メルカリ、BASE、ココナラ、クリーマのように、売り手と買い手をインターネットを通じで容易にマッチングするCtoC(Customer to Customer)サービスを利用して収入を得ることもできます。自分では当たり前に作れるものが、他の人にとっては貴重で欲しくて価値のあるものであることは驚くほど意外と多い。何かモノを作るのが得意であるならチャレンジし甲斐はあるでしょう。

 

社会と関わらなくてもお金を稼ぐことはできる

 上記で紹介したのはほんの一例です。つまりは「社会のせいで働けない」という理由はもう時代遅れのものになりつつあるということです。もはや社会に出る必要はなくなった。なぜなら自宅にいながらにして誰でも収入を得ることができる環境が今ここに、あなたの目の前に既に構築されてしまっているからです。社会が恐いからと自宅で何も生産しないでいることはもはや言い訳でさえなく、単なる怠惰であると言っても過言ではないでしょう。

 重要なことは「とにかくやってみる」ことであると思います。一人でできるし、始めるのにお金がかかるわけでもないので誰にも迷惑はかかりません。失敗したからといって恥ずかしい思いをすることもありません。

 
 私事ですが、上述のニート生活を経てなんとか就職した後、あることがきっかけで「自分は本当に社会人に向いていない」と痛感したのでした。そもそも人と会いたくないし、些細なことが大きなストレスとなってしまう。

 私は元来、非常に消極的な人間であり、行動力というものが微塵もないような性格なのですが、その時には会社にお願いしてシフトを週3勤務にしてもらい、残りの4日は家で仕事をしようと決意したのでした。文章を書くのは好きだったので上記したアフィリエイトに自宅で本気でチャレンジすることにしたのです。人生を賭けた勝負です。

 予定よりも早く軌道に乗り、会社からの給与と合わせて生活にもなんとか困らない程度の収入を得ることができるようになったのは幸運なことだと思っています。

 
 つまり、私のような極度の社会不適合者且つ凡庸な人間でも自宅でお金を稼ぐことは不可能ではないということです。そこにあるのは「やるかやらないか」「たった一歩を踏み出すきっかけ」です。

 とは言え、私はかつて「とにかくやってみよう」みたいな精神論が心の底から嫌いでした。今、考えが180度変わって「とにかくやってみる」ことこそが重要だと思えるのは、消極的な私が一歩踏み出したことによって自分にとって良い結果に繋がったからです。

 インターネットさえあれば自宅にいながらにしてお金を稼ぐことができるという事実。それは、ニートやひきこもりで苦しむ人が「社会のせい」にできない残酷な世界になってしまったということを意味します。もう言い訳は通用しない。だけど、ニートやひきこもりをやめる必要ももはやなくなったのです。

 

【余談】インターネットはお金を稼ぐためのインフラだから切断してはいけない

 時折報道で「自宅でネトゲばかりしているニートの息子に痺れを切らして親がインターネット回線を切断したら、息子が逆上した」という話を耳にします。私見ではインターネット回線を無理に切断することは最もやってはいけないことであると考えます。なぜなら本稿で見てきた通り、インターネットはニートやひきこもりが安心してお金を稼ぐための唯一のインフラだからです。

 親のすねをかじりながらネトゲばかりしている息子にも大いに問題はあります。だけど、インターネットを諸悪の根源とみなしてそれを破壊し、外の世界に出ることだけを善とするのもどうかと思います。社会に出て就職をすることだけが人生ではない。その真っ当な人生がどうしようもなく苦痛である人もいるのです。

 
 とは言え、人は誰でも自立しなくてはなりません。いつまでも実家で親のお金に頼りきりで暮らしているわけにはいかない。

 ここにおいてニートの息子がすべきことは、社会に出るのがどうしても嫌であるのなら自宅で稼ぐことにいち早く着手することです。何も思い付かないならネトゲのゲーム実況でもいいでしょう。何もしないよりはマシです。ネット回線の切断を恐れるならせめて両親にネット料金だけでも支払っておきましょう。

 両親がすべきことは、インターネット回線を切断して無理に社会に放り出そうとするのではなく、多様な生き方があるのだと認識して、自宅で稼ぐ方法もあるのだと厳しく教えてあげることではないかと思います。

 あくまでも私見ですが、「社会が恐い」という強烈な挫折感を味わった私はそのように考えています。