固定支出
家賃(水道代、共益費込) 27,612円
電気料金 5,000円
ガス料金(プロパン) 7,000円
インターネット光回線(プロバイダ料含む) 5,100円
携帯電話 1,350円
Amazonプライム会費 325円
市県民税 7,000円
計 53,387円
変動支出
食費 約20,000円
雑費 約20,000円
計 約40,000円
月支出合計 約93,387円
基本情報
生活者:
30代 男 ひとり暮らし
地域:
北関東の都市部
周辺環境:
最寄りのスーパーまで徒歩3分 コンビニ徒歩2分 職場まで徒歩15分 駅徒歩25分
職業:
会社員(正社員) 日給8000円 拘束時間8時間 残業なし ボーナス・退職金なし 社会保険加入
固定支出
家賃 ―27,612円
■私の住まい
水道代と共益費込みで27,612円が毎月口座から引き落とされています。3階建ての2階なので暑すぎず寒すぎず丁度いいです。1K、ベランダ付き、西向き、ユニットバス。築年数は古い物件ですが鉄筋コンクリート造り。最寄りのスーパーマーケットまで徒歩5分。職場まで徒歩15分。最寄り駅まで徒歩25分。困ったことは全然ありません。
築年数が古いこと、駅からやや遠いこと、市街地との間に大きな川が流れていること、大家の家が目の前にあること、消防署が近くであることから家賃が抑えられているのだと思います。普通にインターネットに掲載されていたのを見つけて入居しました。この地域の中でも共益費込み27,000円はかなり安い方です。根気よく探せば掘り出し物はあります。
■おすすめ物件の条件
家賃は黙っていてもお金が出ていく固定支出の王様です。一般的に家賃は給料の1/3〜1/4程度の金額が妥当であると言われますが安いに越したことはありません。但し、安すぎてボロボロの物件に住んでしまいストレスが溜まってしまったり、家に帰るのが憂鬱になってしまったりしては意味がありません。節約のためには家が一番落ち着く場所であるべきです。
また、古すぎて冬に異様に寒いとなると暖房費がかさんでしまうことになってしまい、安い家賃の部屋に住んだ意味がなくなってしまうことにもなりかねませんから、家賃の安さだけにとらわれずに自分の住みやすい居住空間を探しましょう。
個人的には、家賃が少し高くても2階がおすすめです。古い物件の1階はとにかく冬が寒いです。それに加え、玄関と居間の間に扉があって気密性の高い部屋がいいと思います。玄関から全てが続いている部屋はとにかく冬が寒いです。本当に。
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電気料金 ―約5,000円
エアコン稼働の具合によって金額が上下するので月によって変動があります。春や秋は2,500円程度、夏と冬は7,500円程度、平均で月5,000円くらいだと思います。
電気料金に関しては何の節約もしていません。電気をこまめに消すわけでもないし、エアコンの設定温度をエコにするでもありません。寒かったり暑かったりしたらエアコンをガンガン稼働させます。暮らしやすい気温で暮らすのが一番だと私は思います。
ちなみにエアコンは一日中つけっぱなしにしています。そのほうが節約になるというのを聞いて試してみたところ、本当に電気料金が安くなった上にいつでも部屋が適温で快適になりました。ああ、なんて一石二鳥。
ガス料金 ―約7,000円
プロパンガスのためにやや高いです。毎日ガスコンロで料理を作り、シャワーを浴びているとだいたい月5,000円程度になります。冬は風呂に入るのが好きなので週1〜2程度でユニットバスに無理矢理に湯を張って入っていると月10,000円くらいになります。年間平均で月7,000円くらいになると思います。
ガス料金は都市ガスかプロパンかによってだいぶ値段が違ってきます。都市ガスだとプロパンの約半額になると言われます。
また、プロパンは地域によっても価格差があります。私が以前住んでいた東北地方の田舎では、料理をせずに毎日普通にシャワーを浴びているだけなのに月10,000円を超えていました。ちょっと湯船に浸かろうものなら月20,000円オーバー。田舎のガス料金を舐めてはいけない。
毎月のガス料金を今よりも安く抑える裏技
ちなみに、ガス料金はプロパンガスが提供されている会社を変えることによって今よりも安くなる可能性があることはあまり知られていないように思います。プロパンガス業界は民間の自由競争市場ですので私たちは各社の料金を比較検討した上で、最も安いガス会社を選ぶ権利があるというわけです。
私のような賃貸物件に住んでいる場合には大家さんの了承を得なければ対応ができないのですが、一戸建てにお住まいの方なら一番安いガス会社に変更することは容易に可能です。
でも、ガス会社の比較の仕方なんてわからないという方が殆どだと思います。最も安いガス会社を比較検討するには、【エネピ】が便利です。ウェブ上で簡単に地域最安値のガス会社を見つけてくれるサービスです。完全無料、最短1分というお手軽さ。
多額の出費を伴う固定支出の中でもプロパンガスが占める割合は非常に大きいですから、早めに毎月のガス料金の見直しを図っておくことによって大きな節約が蓄積されていくことに繋がります。
エネピ(enepi)公式サイトはこちら:
年間5万円も安くなることも?!プロパンガスの料金比較なら【エネピ】
携帯電話料金 ―1,350円
かつてはドコモで約月8,000円のスマホ代を払っていたのだけれど、随分高すぎてコスパが悪いと感じて格安SIMに乗り換えました。現在は楽天モバイルのベーシックプランでSIMフリーのスマホを運用しています。ベーシックプランはモバイル通信の速度が極めて遅い(200kbps)というデメリットがあるものの、通話付きで月々税抜1,250円(税込1,350円)という破格のサービスです。
「携帯料金、月にいくらかかってる?」と聞かれて「1,350円だよ」と答えると、殆どの人は驚きます。とにかく安いので気に入っています。
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【節約・スマホ】月額1,250円!楽天モバイルベーシックプランを3年間使ってみた感想
【通信制限】スマホ通信速度128kbps、200kbps、250kbpsでできること、できないことを徹底解説
自宅への光固定回線料金 ―5,100円(プロバイダ料含む)
自宅にはフレッツ光のインターネット光回線が開通しています。プロバイダ料込みで月々5,100円程度です。人によっては月5,000円のインターネット料金は高いと感じるかもしれません。モバイルルータならもっと安く運用できるのに、と。
インターネット光回線を自宅に開通させる最大のメリットは「高速通信が使い放題」であるということです。最近のモバイル通信(LTE)は月々5ギガ、7ギガなどと高速通信量の上限が定められていて、それを超えた場合低速通信に切り替わってしまいます。もっと高速通信を使いたい場合には別途パケットを高額で買う必要があるのです。
光回線なら高速通信が使い放題ですから、通信量を全く気にすることなくインターネットを使いまくることができます。YouTubeは見放題、オンラインゲームもやりたい放題です。さらには下記で紹介するAmazonプライムビデオやU-NEXTなどの定額制見放題オンデマンドビデオサービスを最大限活用するためには高速通信が使い放題である光回線は必須であるというわけです。
wifi接続すれば手持ちのスマホやタブレットのモバイルパケットを消費することなく、高速通信で使うことができます。私がスマホを楽天モバイルのベーシックプランという常にモバイルが低速通信であるプランで運用しているのは、自宅に光回線が開通しているからなのです。
以上のことから、私にとって光回線は手放せないものであり月々5,100円というのは大変に安いと感じます。破格と言ってもいい。お金の掛からない暇つぶしをするなら光回線は必須です。
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Amazonプライム会費 ―月換算325円
Amazonプライムは年3,900円でAmazonのあらゆる高品質なサービスを享受できるという奇跡のようなサービスです。徒歩と自転車しか移動手段を持たない私にとってはAmazonは重要なインフラと言っても過言ではありません。
Amazonプライム会員になっているとお急ぎ便や日時指定便が無料で利用できます。日時を指定して届けてもらうことによってクロネコヤマトの配達の方に不在で迷惑をかけることが少なくなります。
この原稿はAmazonプライムミュージックでいい感じのプレイリストを流しながら書かれています。BGMに困ることは殆どなくなりました。意外とライブラリも豊富です。
そして特筆すべきはAmazonプライムビデオです。Amazonが厳選した豊富なタイトルの映像作品が見放題です。洋画、邦画、連続ドラマ、韓流ドラマ、海外ドラマ、ドキュメンタリー、お笑い、アニメ、何でもあります。これを月額325円で利用できるというのは凄すぎる。神サービス。だって、月額325円で自宅で無限に暇つぶしができるということなのです。
私は固定支出を増やすのがあまり好きではないのですが、Amazonプライムだけは別です。支払っている3,900円の年会費(月換算でたったの325円!)以上に得をしていると強く感じています。
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変動支出
食費 ―約20,000円
ほぼ毎日、自炊・料理をしています。節約生活において自炊は必要要件です。
料理と言っても堅苦しく考える必要はありません。スーパーマーケットで1玉29円のうどんを買ってきて茹でて食べるのも立派な自炊です。しかも一食たったの29円! 卵、ネギ、生姜を添えたとしても一食50円以内に収まります。
毎日料理をし、職場にはお弁当を作って持っていきます。お弁当と言ってもたいそうなものではなく、「白米と野菜炒め」とか「白米と焼き鮭」とかだいたいおかずは一品です。たくさん作るのが面倒だし、多く作ればそれだけ無駄な出費になるからです。
一人暮らしの料理において重要なことは、「継続すること」と「自己満足」と「適当にやること」だと考えています。特に私は食にあまり関心がないので、一日三食うどんでも全く構わないのです。たまに肉は食べたくなるくらいです。
ここでは食費を約20,000円としましたが、もっと安くすることも可能です。但し、ストレスが溜まってしまったり栄養が足りなくなってしまっては元も子もないので、適度な節約を心がけましょう。食べたいものを食べるのが一番。食事は自炊を基本としながらも、たまには外で牛丼やラーメンを食べるのもいいでしょう。
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生活用品・雑費・小遣い ―約20,000円
洗剤、シャンプー、トイレットペーパー、ティッシュペーパー、その他各種消耗品などの生活用品に加え、自分への小遣いとして合わせて月20,000円です。
小遣いでは主に本、ゲームソフトを買うことが多いです。本は図書館で借りてもいいのですが、ついつい買ってしまいます。
ゲームソフトは飽き始めたりクリアし終わったりしたら買取価格が高いうちにすぐに売ります。そうすることで、最新のゲームを実質かなり安い値段でプレイすることができる上、暇つぶしにもなり、ストレス解消にもなるという素晴らしい作用があります。
その他、植物を育てるのが趣味なので、ホームセンターに珍しい植物があったりするとつい買ってしまいます。月10万円で生活しているとはいえ、あまり我慢しているという実感はありません。
月10万円で生活していくためにやめたもの
自家用車を手放した
約10年間乗った軽自動車がありましたが思い切って売却しました。年間約17万円(月額換算14,000円)の維持費がかかる上に、クルマで出掛けるとついついいろいろな場所でいろいろなものを買ってきてしまうのをあまり好ましく思っていなかったのです。
クルマの所有率が高い地域なのでクルマがないと不便かなと少し不安に思っていましたが、全くそんなことはありませんでした。むしろ、クルマで無駄にあちこち出かけなくなった分、お金と時間の節約になり、毎日がゆったりと流れていくのが心地よいです。自動車に関しては本当に手放してよかったと思っています。
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タバコをやめた
月10万円で生活していくにあたって、食費を一日500円にしようと目論んでいたのでした。当時私は喫煙者だったのでありキャスター3ミリを一日一箱吸っていたので、タバコ代が一日420円。
食費500円に対して、タバコ代が420円。タバコ、高すぎ!
そう思って禁煙を試み、果たして達成したのでした。最初の一週間はそれなりにタバコのことばかり考えてしまいましたが、ニコレットの力でそこを越えると後は非常に楽にタバコを吸わない習慣を身につけることができました。
タバコに時間と場所を縛られないので、非常に穏やかな時間が流れるのを感じます。タバコを吸っていたかつての自分を後悔したりはしていませんが、タバコをやめることができたことはとても素晴らしいことだと感じています。
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まとめ
月10万円で生活するためにはある程度の条件が必要でしょう。私にとっては家賃27,000円で周辺環境も整っている今の自宅を見つけていなければ実現できなかったに違いありません。
月10万円というと生活がキツキツで楽しみも何もないという暮らしを想像するかもしれませんが、全くそんなことはありません。それなりに幸せに自由気ままに暮らしています。お金をたくさん使って贅沢をすることだけが幸せじゃない。
生活費を低く抑えるということは、それだけ働いて稼がなくても良いということに他なりません。
今はだいたい週3日労働で、残りの週4日は家でだらっと過ごしたり散歩をしたり、こうして原稿を書いたりしています。かつてたくさん働いてそれなりにお金を稼いでいた反面、毎日不満だらけで疲れ切っていた日々とは比べようもなく穏やかな日々がいま訪れています。私の人生にとって重要だったのはお金を稼いで贅沢をすることではなく、何にも縛られない時間を自由にゆったり過ごすことだったのでした。
月に10万円以内で生活するための参考文献:
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